「第2回大好きなモンゴル展」が開催されました!


今回はモンゴルから
9名のゲストを迎えて開催


 3月10日(日)13時より、兵庫県中央労働センターにおいて、「第2回大好きなモンゴル展 交流フォーラム」が開催されました。
 昨年に続き第2回目となった今回は、モンゴルからスヘブヤン首相補佐官を団長とする教育施設視察団9名をゲストとして迎えて開催されました。
 昨年12月に、大野前執行委員長、川端執行委員長、三枝事務局長がウランバートルを訪問した際に、スヘブヤン首相補佐官と会談を行い、今後の交流のあり方について話し合いを行いました。その中で「交流先であるマルチン郡の教師による日本の学校視察を行ってはどうか」との私たちの提案がきっかけとなり今回の視察団派遣の検討が始まりました。その際、スヘブヤン首相補佐官から「子供たちのために日本の教育プログラムを教師が学び取り入れていくことは重要なことだと思う。実現に向けて前向きに検討したい」との発言がありました。その後、モンゴル国教育・科学省で具体的な検討が行われ、今回の「第2回大好きなモンゴル展」開催に合わせての視察団派遣となりました。



12月23日ウランバートル郊外で今後の交流活動についての打ち合わせが。
外気温はマイナス40度でした


教育施設視察団メンバー紹介

氏 名 所属・役職 備 考
 G.スヘブヤン  首相補佐官  視察団団長
 S.アルタンツァツラル  モンゴル国教育・科学省
 対外協力課
 
 B.ヤダムスレン  オブス県社会開発課課長  
 B.バトエルデネ  在ウランバートル・マルチン郡
 地域評議会会長
 
 S.デムベレル  モンゴル日本関係促進協会
 理事長
 モンゴル人文大学
 日本語科教授
 T.ノロフ  マルチン郡小中学校教諭  国語教師
 N.ツェンドスレン  マルチン郡小中学校教諭  数学教師
 G.ツグトサイハン  マルチン郡小中学校教諭  音楽教師
 B.バッツフ  JICAモンゴル プロジェクトスタッフ  事務局・通訳


開会と同時に会場入りした
スヘブヤン補佐官


 当初、視察団一行とともに3月6日に来日予定であったスヘブヤン補佐官は、首相からの緊急特命事項の処理のため、一時は来日が危ぶまれる状況となりました。しかし、フォーラム前日に連絡が入り、どうしても大好きなモンゴル展に出席し挨拶を行いたいので、これからモンゴルを出発するとのこと。ウランバートル発の深夜便で韓国インチョン空港を経由し、3月10日午前11時過ぎに関西国際空港に到着。出迎えの大野前執行委員長の案内により、フォーラム開会時刻ぎりぎりに会場に駆けつけてくれました。スヘブヤン補佐官は、モンゴルと日本が同じアジア人として友好関係を深めていくことが極めて大切であると述べた上で、神鋼環境ソリューション労働組合とモンゴルとの交流活動がこれからも継続し益々発展することを願っていると挨拶をされました。



会場到着と同時に挨拶が行われました



私とモンゴルとの関わり40年
藁谷上席専門官(外務省アジア大洋州局)の特別講演が


「国交樹立50周年を目指して
交流の益々の発展を」と講演する
藁谷さん

 今回は特別講演の講師として、外務省アジア大洋州局上席専門官である藁谷 栄さんが東京から来て頂きました。藁谷さんは2001年9月に開催した「パワーアップセミナー東京2001」において講師として出席され「日本とモンゴルの交流 私とモンゴルの出会いを通じて」と題した講演をして頂きました。それ以来、私たちのモンゴルでの交流に対して様々なアドバイスをして頂くとともに、第3次図書贈呈団がモンゴルを訪問した際には、在モンゴル日本大使館参事官として出迎えて頂くなど大変お世話になっている方です。今回は「私とモンゴルとの関わり40年」と題して、ご自身がなぜモンゴルに関わるようになったのかをユーモアあふれる様々なエピソードとともに講演され、私たちの活動に対してエールを送って頂きました。



2010年5月、大野第3次図書贈呈団長、冷水真吾くんご両親などと
ウランバートルの日本大使館を表敬訪問。
参事官として受け入れて頂いた藁谷さん(写真右から3人目)



会場には本物の「ゲル」を設営しました


 当日は休日にもかかわらず、組合員やそのご家族、そしてチラシ・ポスターなどを見て駆けつけて頂いた多くの一般市民の方など200名を超える方々に参加して頂きました。



満員となった中央労働センター大ホール


 ユニオンの若手有志、図書贈呈団のメンバーとしてマルチン郡を訪問した先輩の皆さん、そして留学生などによって構成される実行委員が中心となって、会場の設営から運営全般まで行いました。来場者の皆さんが、「まるでマルチン郡にいるかのような気分に浸ってもらおう」と、大ホール内の壁にはマルチン郡の風景や人々の写真を掲示、そして会場後方には直径7メートルもある本物のゲルも設営しました。



場内に完成した「ゲル」


 実行委員のメンバーが初めて組み立てる「ゲル」に悪戦苦闘をしていると、ちょうど会場に到着した視察団のメンバーが手慣れた様子でゲル組み立ての手伝いの始め、あっという間にゲルの組み立てが完成するというまさに「日本とモンゴルの共同作業」の一幕もありました。少し照明を落としてモリンホールクラブ大阪の皆さんの馬頭琴演奏が始まると、会場はまるでモンゴルの大草原と化したような雰囲気が漂いました。



日本とモンゴルの見事な共同作業となりました
 

場内を流れる馬頭琴の響きが、
まるで草原にいるような雰囲気を


日本とモンゴルの「合唱の交換」、
友好の輪が大きく広がりました


 フォーラムの最後に、川端執行委員長と福井執行委員によるモンゴル語によるスピーチが行われました。留学生に翻訳をしてもらったカタカナ書きの原稿を、汗をかきながら二人が読み上げると視察団メンバーや留学生たちから大きな拍手が送られました。



場内からは心温まる拍手が


 スピーチの後は実行委員メンバーによる合唱が。バーブ菊地さん(ハーモニカ)と赤松浩司さん(ギター)の伴奏により、日本の名曲「上を向いて歩こう」が元気いっぱいに歌われました。
 当初は予定になかったのですが、視察団メンバーと留学生たちがステージに並び、音楽教師であるツォグドサイハン先生のギター伴奏で、モンゴルの名曲「四季の草原」の大合唱が行われるというハプニングで、交流フォーラムは幕を閉じました。

以 上



場内と一体となった大合唱が

 

モンゴルの春夏秋冬を歌い上げる
名曲「四季の草原」の合唱が