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神鋼環境ソリューション労働組合      
執行委員長 川 端   健


 みなさんこんにちは。2012年9月1日より神鋼環境ソリューション労働組合第6期がスタートしました。
 この度、第6期として最初の要録集を発行することになりましたので、執行部を代表してひとことご挨拶をさせていただきます。
 当労組はこれまで、「私たちは循環型社会の創出に貢献する企業で働くことに誇りを持ち一人ひとりが自らのビジョンを描きその実現にとりくむ『考働する集団』として『対話』を重視した『共育』『共生』『共鳴』にもとづく運動を行います。」といった理念の下、「安全」、「環境」、「社会貢献」などの様々な観点から若手組合員の教育に取り組んできました。
 今回発行する要録集は、入社2年目・3年目の若手組合員を対象とし、今年の6月に開催した「ちょいUP・ジャンプUPセミナー」の活動報告です。神戸市立須磨海浜水族園の亀崎園長より「環境」からの切り口でご講演いただいたと共に、参加者の近況報告も含め、不安や悩み事を話し合うための座談会も実施しました。
 入社2年目・3年目になってくると、業務の内容や個々人の能力など、それぞれが入社当時に思い描いた理想からの違いを感じ、不安や悩み事を抱えるようになります。そのような不安や悩み事をお互いに話し合い、共有し、共感することで、「自分だけが悩んでいるのではない!みんな同じなんだ」と思うことができ、「よし!明日からまた頑張ろう!」と思えることができます。まさに当労組の活動の理念である、「共に育ち」「共に生き」「共に鳴く」そのものであると感じています。
 このように若手組合員が意見を気兼ねなく言うことができる場を提供したり、業務では経験できないような教育を行うことで、参加者と共に主催者自身の成長や人財育成につながり、人としての器を広げることができます。また、普段働いているだけでは関わることのない先輩や後輩と話し合えることで、業務を超えた関係性を築くことができます。
 これらの人としての器を広げることや、多くの人との関係性を築くことが、結果的に次代のリーダーを育て、労働組合としての組織強化にもつながり、最終的には「働く場」である会社の発展に貢献すると考えています。
 第6期もこれまでの諸先輩方が築き上げていただいた活動を継承していくことにしていますが、「何のために・・・誰のためにやっているのか」といったところに拘りながら、活動の「心」の部分をしっかりと受け継ぎ、「一人ひとりが当事者意識を持ち、共に支え合い、共に成長できるような運動を展開しよう!」を合言葉に、さらなる活動内容の充実に向けて取り組んでいきたいと考えています。
 平均年齢34歳、フレッシュな新執行部メンバーで精一杯頑張っていきますので、みなさんのご支援をよろしくお願いいたします。

以 上


第6期執行部