グループワーク、施設見学


グループワーク

 第5期ビジョンづくり委員会では、「環境活動を通じて私達ができる社会貢献を!」をテーマに掲げスタートしました。その第一歩として、第5期ビジョンづくり委員が「環境」について感じていること、思っていることなどの意見を出し合い共有する目的で、グループワークを行いました。
 グループワークでは、2グループに分かれ、それぞれが「環境」に対するイメージ、思いなどを抽出し、絞り込まれたテーマに対して、取り組むべきこと、解決策を考え、「自分たちならこうする!」とのアイデアを取りまとめました。前日は、夜遅くまで岡田先生と環境について語り合っていましたが、疲れを見せることなく、活発な意見が飛び交い、有意義なグループワークとなりました。
 最後に2グループ「チーム名:@グリーンサンタ、A探求心」の発表を行い、岡田先生に講評して頂きました。岡田先生からは、「農業体験で苦労することによって、収穫の喜び、物の大切さを学ぶことができる。人を育てることが大切であり、自ら体験することが第一歩となる。」とのご意見を頂きました。


チーム グリーンサンタ

チーム 探求心

グリーンサンタのマップ

探求心のマップ


施設見学

【菜種の搾油施設、BDF精製施設】
 「あわじ菜の花エコプロジェクト」の一環として、洲本市が国や県の補助を受けて整備した菜種搾油施設や廃食用油を精製するBDF精製施設の見学を行いました。平成20年度に菜種搾油施設が完成したことで、菜種からなたね油を製品化し、家庭で使用したものを回収して精製してBDF化するという、循環システムが完成したことになります。
 淡路島の菜の花は、観賞用だけでなく、菜種の収穫を目的に栽培されています。収穫された菜種は、乾燥させた後に、菜種搾油施設により焙煎してから搾油機で圧搾します。そして、洗浄、濾過工程を通じて不純物を除去したものが、なたね油として製品化されます。製品化されたなたね油は、純淡路島産無添加なたね油「菜の花の恵み」として島内外で販売されており、すぐに完売するほどの売れ行きがあるとのお話でした。菜種を搾油すると、約30%がなたね油となりますが約70%は油かすとなります。この油かすも、家畜の飼料や堆肥として有効活用されています。
 淡路島では、家庭で使用したなたね油などの廃食用油は、揚げカスを取り除いたものをペットボトルに入れ、回収ステーションへ持ち込むシステムとなっており、回収ステーションからBDF精製施設に運搬されます。BDF精製工程では、まず初めに前処理(濾過+遠心分離)で廃食用油に含まれる不純物を除去し、その後、エステル交換反応により、廃食用油からグリセリンを分離し、粗製BDFを精製し、最後に洗浄工程を経て、遠心分離により微量不純物を取り除き、BDFの精製工程が完了となります。精製されたBDFは、マイクロバス、ダンプトラック、トラクター等ディーゼルエンジンの燃料として用いられており、菜の花エコプロジェクト普及啓発のためにBDF100%で走行する「菜の花バス」は地域のシンボルとなっています(ナンバープレートの『787』(なのはな)が洒落てます)。
 ここでは実際にBDF燃料を使用したフォークリフトのエンジンをかけていただき、その排気ガスの様子を見学しました。排気ガスは、通常のディーゼルエンジンのような黒いものではなく無色であり、また、まわりに立っているとほのかになたね油のいい匂いがしてきました。


BDF精製施設

収穫した菜種と搾油施設

BDF燃料を使用したフォークリフト

BDF燃料を使用したバス

【風力発電施設】
 淡路島は特に優れた風の道をもっており、風力発電に適しているといわれてます。この立地条件を最大限に活用した新エネルギーということで、積極的に風力発電施設の導入を促進しています。今回私達が見学をしたクリーンエネルギー五色風力発電施設は、高さ100m、ローター直径約70mの風車を1基設置しており、1,500kwの風力発電施設です。これは単機あたりでは国内最大級となります。年間約300万kwhを発電し、一般家庭の約900世帯が使用する電気量を賄っています。
 風車の真下に行くと、まずはその大きさに圧倒されました。そしてシュン、シュンと軽快に羽の回る音が聞こえましたが、思ったほど大きな音ではなく、この風切音で近隣住民から苦情が来ることもある、という話が意外に思えました。

以 上


菜の花バスのナンバープレート

クリーンエネルギー五色風力発電施設(1,500kw)

羽の直径は人間の背丈以上の大きさ