私たちは家族を含めた自らの幸せのために仕事に取り組んでおり、その仕事の過程において被災することほど理不尽なことはありません。
したがって、労働災害は、いかなる理由があろうとも、どのような微小なものであっても、本来、起こってはいけないものなのです。
しかしながら、去る12月7日に播磨製作所において発生した事故によって、私たちの仲間からひとつの尊い命が失われました。
このことは、いかにルールや手順を守り安全に気を配ったとしても、これまでの経験や知識では予想できないことで災害は発生し、私たちの働く職場だけが災害に無関係というわけではないということを、改めて私たちに教えてくれました。災害は「起こらない」のではなく「起こるかもしれない」という気持ちを持って、日々の業務に取り組む必要があるということです。
「安全で快適な職場づくり」は働く私たちにとって、もっとも大切なことであり、特に労働災害の撲滅はご家族も含めた永遠の悲願です。
私たちは「自分の身は自分で守る」、「仲間の身も自分で守る」ということを改めて決意したうえで、「今回の尊い犠牲を決して忘れない」、そして「二度とこのような痛ましい災害を起こさない」ということをここに誓い、安全大会にあたり宣言します。
2008年1月25日
神鋼環境ソリューション労働組合
安全大会実行委員長
播磨ブロックリーダー 町田 実 |
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