豊岡市のモンゴル国研修生交流会に参加しました


 10月12日(金)、当ユニオンとも交流がある日本・モンゴル民族博物館の金津館長から招待を受け、豊岡市但東町主催の「モンゴル国研修生交流会」に参加しました。
 この研修生受入は、但東町が15年前から独自で行っている交流で、10月5日から11日間の予定で研修生の子供8名が豊岡市但東町でホームステイを行ったものです。また今回の訪問団は、当ユニオンの図書贈呈でモンゴル側の受入れ窓口をお願いしているデムベレル氏が団長となり、メンバーのなかには、6月に第二次図書贈呈団が訪問したオブス県マルチン郡からオユンビレグさん(12歳の女の子)とブムバヤルくん(15歳の男の子)が、また、8月に15周年記念式典に出席したエネレル子どもセンターからもエルデネスフドさん(13歳の女の子)の姿も見られました。
 当日はホストファミリーなどが中心となり40名が集う中で交流を深め、当ユニオンから関谷委員長をはじめ、第一次図書贈呈団の井上団長、第二次図書贈呈団の大野団長、黒岡さん、永野さん、岡田さんと、エネレル子どもセンター15周年記念式典に出席した石井さんが参加しました。
 交流会の中で、デムベレル氏からは図書贈呈団の訪問に対する感謝の言葉と、今後の交流に対するマルチン郡のみなさんからの期待などが述べられました。第二次図書贈呈団へ行ったメンバーは、マルチン郡から来た子供たちと、持参した要録集の写真を見て、「これは私のお母さん!」「これは友達!」や「これはあなたですね!」と身振り手振りで話し、再会を喜び合いました。さらに子供たちは、モンゴル語で「しあわせなら手をたたこう」を披露しました。当ユニオンの出席者はそれに応じて、モンゴルで覚えた「エージン・トー・ハイドー(お母さん歌)」と大阪万博で歌われた「世界の国からこんにちは」を、モンゴル語と日本語で歌い、交流会を盛り上げました。


団長のデムベレルさん

オユンビレグさんとブムバヤルくんを囲んで


第二次図書贈呈団のメンバーが中心になって
モンゴルで覚えた歌を披露しました。

モンゴルからの研修生全員で、日本の歌を
熱唱してくれました。左端にエルデネスフドさん。