アンケートの結果


バトジャルガル氏の講演を聞いて、印象に残ったことは?
「日本は軍隊の力を使わずに大きくなった(発展を遂げた)国だからこそ、知恵と知識を磨いて技術力でアジアの国々のリーダーシップをとって欲しい。」というコメントは、最近のニュース番組や雑誌で見聞きする海外からの日本の評価とは大きく違って、新鮮に感じた。
日本及び当社の環境浄化技術が、世界的にも期待されていること。
日本では、ごく当たり前のように豊かな生活を送っていますが、これは科学技術の進歩だけではなく、自然の恩恵も受けているからだと気付きました。
「日本は、技術力でアジアをNO.1に導く、牽引役になってもらいたい。」と述べられたことが印象的で、環境という広い分野の中での日本に対する熱い期待を感じました。
自然の宝庫のようなモンゴルでも、温暖化や環境破壊の影響があるのには驚いた。現在の環境破壊は、日本を含む先進国の責任であって、これを中国など近年発達した国を悪者扱いにするのはおかしいと感じた。先進国の責任として、お金を掛けてでも環境復興に取り組むべきだと思う。
モンゴルの極寒の地に住む人々が「温暖化はありがたい。」と言っていると聞き、様々な意見があるのだと気付きました。
環境問題をどう捉えるかはその人の暮らす環境によって変わるが、真の問題は、多くの人が環境を破壊している意識をもっていないことにある。
環境技術で優れる日本が技術的・経済的にリーダーシップをとるべきで、そのために日本という知識と知恵のブランドに磨きをかけていくべきだということ。
とても良かった。最後のメッセージはアメリカ合衆国に向けて発信されていたが、この国の動向ひとつで大きく未来が変わる気がする。
日本は66%の森林を持っており、森林はなんのためにあるのかと聞かれた時、バトジャルガル氏は水を作る、飲み水を止めて、蓄えてくれていると言われた時、自然のめぐみを当たり前のように生活している自分が恥ずかしかった。
地球温暖化については世界中の人が知っているけど、これに対する考え方は、いろいろあることを知ったし、何より日本人より日本のことを知っている外国人がいることに驚いた。
「日本はアジア各国と様々な問題があるが、そこをクローズアップしすぎている、もっと大局にたって、お互いの為になることを実行すべき。」といった趣旨の発言があった。(と思います)この発言に考えさせられました。
日本は経済的には先進国ですが、それだけでは裕福だとは思いません。
世界にどれだけ貢献できるかが、求められていると感じました。
中国の内情、海外から見た日本について等、国際的に活躍されている方の意見を直に話を聞くことができたのは、含めて良い刺激になりました。日本のことについても良し悪しを含め隣国としてどう考えれらているかを聞くとこができ、勉強になりました。
日本のエネルギーは自国でまかなうことを考えるべきだ。→確かに、極めて単純なこのことを実行することが、環境問題に対する極めて有効な活動であることに気づいた。



この研修を終えて、気付いたこと・学んだことは?
気持ち(モチベーション)の向上は勿論大切ですが、イノベーションが大事なんだと気付きました。
バトジャルガル氏の発言が、中国の化学工場の汚染問題、一人っ子政策、アジアの友好関係等、次々とアジアの話題へと繋がっていたことから、環境について考える際には、やはり日本の中だけではなく、もっと大きな規模で、せめてアジアという地域全体で、いまどのような状況にあるかを捉えようとする視点が必要なのだと感じました。
急激な自然破壊が進んでいる中、私達は先進国の人間として世界を引っ張っていく形で自然との共存の大切さやエコ運動、地球にやさしい技術のさらなる進歩へ努力していかなければならないと感じました。また、今回の講演に出席したことにより、私自身非常に強い刺激を受けることができました。
日本に対する環境における期待度の高さ
環境破壊、温暖化が取り返しのつかないところまで来ていること。
今すぐに何か行動を起こさないといけないということ。
世界中の人が当事者意識を持って行動に移す時が“今”来ていることに改めて気付かされました。世界中の人々を動かすことができればそれが一番良いかもしれませんが、今自分にできることから始めようと気持ちを新たにしました。自分の身に危機迫ることがないと人は行動に移せないことが多いですが、このような機会を持って貰うことで意識の再確認を行うことができたように思います。
目の前の利益でなく、環境問題に大して技術力で乗り越えている企業が世界で通用しているということ。改めてこの会社の一員であることを誇りに思いました。
映画の中で、「人は打撃を与えられるまでは動かない」とありました。
自分を振り返りホントだなと思いました。気づいた時にはもう遅いでは地球がなくなってしまうので、みんなCO削減に意識を持ってほしいと思いました。
映画により温暖化が、凄いスピードで進んでいるということを知りました。
自分の置かれている環境が恵まれているせいか、本腰になって環境問題と向き合っていないのではないかということ。
周りに振り回されて取り組むのではなく、正しい知識と判断を持って環境問題に取り組む必要があるということ。
環境がこれ以上悪い方向に向かわないように、我々の世代でその原因の追及、問題の改善を進めていかなければならないと思います。
また、環境問題(異常気象の問題)以外にも今後、石油枯渇問題や食料不足問題が予想されるため(こちらの方がペースが速いと思う)、多方面から諸問題に積極的に取り組んで行くべきと思います。
日本に対しての期待について、省エネに優れた電化製品や技術力をあげていたこと。自然を利用しエネルギーを創出することの重要性を挙げていたこと。
特に家庭では節電しなければならないこと。
学生時代、環境工学について学んだが、改めて環境問題について考えることが重要であることに気付いた。
自分だけがいい、今は大丈夫だから等、現在しか見ていないと、今後の「現在(未来)」がなくなってしまう。未来の為に今を生きることが大切。
「自分ぐらいはいいだろう?」という考えを捨てなければ・・・・・・・
日本の製品技術は、環境に優しい物を世の中に提供している反面、日本人は贅沢な生活をしている。食べ物を無駄に捨てたり、何でもかんでも袋に入れたりしてゴミを増やしている。環境と経済が調和できるような世の中になればいいと感じたし、生活の中でなにかできないかと思った。
温暖化は人事じゃないと思わせてくれたけど、やっぱりお金と時間と決心(決断力)がないと地球は救えないように思う。もちろん、自分にできることはしていこうと思うけど・・
環境問題は自分が思っているより、深刻であるということを、改めて考えさせられました。
まずは自分から、やるなら今から、自然に近い生活をしたいです。
正直、今まではエアコンの設定温度、車の利用等が自分一人我慢して少し減ったところで・・・と考えている部分がありましたが、その意識を変えることから始めなければいけないと気付かされました。
環境は急激に変化するものでなく、非常にゆっくりと、しかも関係ないような所から回り回って変化するものであるため、気付いたときには既に手遅れとなっている場合が非常に多い。ちょっとした変化を見逃すか見逃さないかが重要であるが、手遅れとならないためにも、今がターニングポイントとなるように環境問題に取り組むべきであると思った。
病気をしてはじめて健康のありがたさが分かるといいますが、環境問題も環境破壊の影響で自分自身に何か被害が出て初めて人は環境に前向きに取り組む傾向にあるのかなと感じました。それでは“遅い”ということも非常に感じます。
人間が勝手に無茶苦茶にした環境を、今度はお金儲けの手段にしていることに切なさを感じた。



この研修を終えて、これから実行しようと思ったことは?
基本的には、今まで通り3Rに気をつけて行きたいと思います。
家電や車など環境配慮型のものは薦めて買おうと思います。
本当に当たり前のことですが、普段の省エネや、ごみ分別といったエコに関する習慣を、地道にやっていこうと改めて思いました。あまりにも身近で簡単なことなので、ついいい加減にしがちになるのですが、続けていくことが必ず本当の意味での「豊かな暮らし」に繋がると、この研修で改めて後押ししてもらった気がします。
最近は、ごみの分別やこまめな消灯等できる範囲でエコ活動を実施してきましたが、これからはもう一歩進んだエコ活動ができればと思っています。また、自分の甥や姪、将来持つであろう自分の子供などへ、自然や地球の大切さ等教えることができたらと思っております。
個人として常に地球にやさしくなるよう考慮して活動するよう心掛ける。
《例》3R(リデュース、リユース、リサイクル)をベースに日常生活においても、水や電気・ガスの使用の削減、割り箸を自前箸、紙コップの再使用等を実行する。
自動車は控え、公共機関を利用する。すべてのものは生産時にエネルギーを消費しているので、3R(リデュース、リユース、リサイクル)を心がける。エアコンでなく衣服で温度調整する。
経済的な節約が、環境面でも好影響を与えると思う。
当たり前のことではありますが、無駄を省くことです。
個人差はありますが、講演を聞いて衣・食・住の基本が揃っていれば、人は幸せであるという言葉がとても印象に残っています。
自分ができる範囲で、温暖化を防ごうと思いました。具体的には、電気の使用量を減らすため、使わない電気をマメに消す等です。
とりあえず自分をとりまく自然に何かしら変化がないかということに関心が持てるよう、山登りや自然に触れ合う機会を増やしたいと思います。
来年夏に家でのクーラーの使用を控えていこうと思う。
電気の使いすぎ、車のアイドリングを控えようと思った。
省エネに取り組む。石油代替エネルギーを早く見つける(開発する)。
高い見地からの視野の広い講演会であった。日本という国に自信がもてた。


京都では、車のアイドリングSTOPということで、エンジンを掛けたまま車を止めたらいけないとしているので、自分もできるだけアイドリングを長くしないことを心がけたい。
できるだけ公共交通機関を利用したい(電車)。
CO削減に向け、家庭でできることはなるだけ節約したい(物を燃焼させることの節約等)。
エネルギー、食料などを無駄にしないよう心がけようと思う。
今、急に何かしようとは思っていないけど、機会があれば思いきって挑戦してみようと思う。
いままでも、環境に良いことを心がけてきたつもりであるが、公共機関をもっと使うなど、更にできることを実行しようと思いました。
リサイクル、でもその前に、無駄なエネルギー、資源を使わない。
身近な取り組みが重要と感じた。そのため、まずは自分でできること(節電やゴミの減量、リサイクル)を実行していきたい。
環境教育において、子供たちに現状を認識してネガティブになってしまわないように、前向きに楽しく環境活動をしていこうと教えたい。
今、自分がしていることが本当に環境にいいことなのか悪いことなのかをもう一度改めて考え、トータル的な見方で環境によいことをしていきたいと思います。
決められたルール(ゴミの分別、電気はこまめに切るとか)を今まで通り守り、少しでも環境保全に役に立ちたい。


ユニオンでは子供たちへの環境教育を企画中ですが、こんなことが良いのではというあなたのアイディアを教えてください。
映画鑑賞、世界地図や地球儀を用いたグローバルな視点での教育、環境技術の紹介。
できるだけ冷暖房等のエネルギーを使わずに、暑さ寒さをしのぐための工夫(打ち水、窓辺に植物を植えて遮光する等々)を、皆で試しながら探していくプログラム。
海岸清掃(ゴミ拾いを経験するとポイ捨てしなくなり、公徳心育成にも良い。外国の漂着物などで、海が繋がっていることを実感できるため)
具体的な案が思いつきませんが、子供たちへ環境の大切さ等を教えるには目で見て子供たちが実感できる方法が良いのではと思います。(例えば、山へ不法投棄されているゴミの状況を見せて、その結果、皆が口にしている水がどんどん汚染されていく旨を教える等)
あまり労力のかからないような、身近にできることで継続性のある子供たちが興味を持てる内容
簡単ビデオ等の教育に加え、ゴミ回収ゲーム等を織り込む。
木々が二酸化炭素を吸収してくれていることを身近なことで教える。木1本は人間○○人分、車○○台分の二酸化炭素を吸収するなど。
各地域により異なりますが、分別方法の仕方などを教える機会にするのはどうでしょうか。
ヨーロッパのある国で、子供に分別、リサイクルの楽しさを教えるということに力を入れていると聞いたことがあります。体験型の内容であれば楽しく学べることができるのではないでしょうか。
木や花を植える、自分達の木として植えるということも自然と触れ合え自然について考えるきっかけになるかもしれません。
子供は体験することを好むので、工作的なことがいいと思います。
ペットボトルでろ過器などを作る。
自宅用啓発プレート(電気消灯、シャワーを出しっぱなしにしない)作成 等
海辺or川辺の清掃+バーベキュー
牛乳パックをリサイクルするなど、リサイクルについての環境教育がいいと思います。
とにかく環境に関する本や文章を読ませたりするのではなく、映像や体験をさせて見たほうがいいと思います。
会員の子供等を集めて、今回と同じようなワークショップを開催しては?
豊かになりすぎた現代社会の問題点を教えること。
なぜ今の環境問題が騒がれるようになったのか? その経緯。
省エネ、石油を使わない代替エネルギーについてしっかり教える。
→将来、石油依存社会が縮小し、現在の高い生活レベルが維持できなくなること(既に原油価格が高止まり状態ですが・・・)。
自然とふれあえる機会をつくることがよいと思います。
米作りや植林、園芸など、草花や生き物を育てることもよいと思います。
物を燃やすとCOがでるといった実験。(ガスコンロでも良いと思います)
COが出ているのが解らなければダメ。
環境問題が与える影響を実際に体験できるような、体験教育を行う。
「リサイクルへの興味を深めてもらう」
自宅で使用した、使用済みの牛乳パックを使って、紙を作る(再生紙)。そして、その紙で環境についての絵を書いてもらう等、自分で作ったもの(再生紙)で、更に何かを作 り(絵など)『形』として残せる物を作ると、月日が経って忘れかけていても、ふと自分で書いた絵等を見たときに、リサイクルについても多少なりとも思い出せるのではないでしょうか。
今、地球温暖化によって、様々な環境問題を写真、ビデオなどの映像を見せて知ってもらう。家族でできることをすることで、節約、地球に優しいことを、数字を出して学んでもらい、家でやってもらう。たとえば、お風呂で体を洗う時にシャワーで流す時と、風呂の水を使って洗うのがどれだけ節約になって、地球に優しいか。
  そして、どうしても出る汚れた水をどうしているのか? 当社の水処理技術などを知ってもらう。
勉強のように教えるよりも興味を持ってもらって何とかしないと思わせることが大事だと思うので「不都合な真実」のようなわかりやすい映画を見せるのはいいと思う。
ちなみに学校の先生をしている知り合いにDVDを生徒に見せては?と勧めるつもりです。
先日BDFの精製施設の見学会を実施されたようですが、同様の企画として実際に弊社が納めた施設の見学会を企画されてはどうでしょうか。子供たちも自分の親が関わった現場を見ることでより興味が湧くと思います。
リサイクルの現場を見学し、働く姿を見せては。
節電をするとどれだけ環境への負荷が抑えられるかと財布への影響も抑えられるかを比較する。一人暮らしさせるとよいと思います。
『今はこうやって遊べるけど温暖化が進むと・・・』というのがわかるような企画がいいのではと思います。
簡易体験学習。たとえば、都市部と林間部での温度測定による草木等のヒートアイランド防止効果の実感や、雨水や川の水の測定によるpH(酸性雨)の状況や汚染度の測定など。
やはり企業がする教育なので、その技術を活かした方が良い。
技術によって、環境をよくすることができること。企業の環境に対する努力を教えてはどうか。
“環境破壊がなぜいけないのか”ということを視覚的(アニメや寸劇で)に教えれば良いと思います。
ゴミの分別など身近なことから順番に教えてあげればどうでしょうか? それが、どんな効果があるか(どんな役に立つのか)を教えてあげれば、少しは環境への興味もわくのでは?



その他、自由意見
今回のような教育は、継続して実施して欲しい。
今回のワークショップは大変考えさせられることが多かった。今回の映画を政治家や中国人や紛争地域の人たちはどのように感じるの感想が聞いてみたい。
とにかく環境に関する本や文章を読ませたりするのではなく、映像や体験をさせて見たほうがいいと思います
環境ソリューションという社名を世間の人が聞くと環境のプロだと思うけど、実際、自分も含めて環境のことに対する気持ちは薄い。これからこの会社が発展していくには、環境に対する気持ちの強い集団である必要があるような気がする。だから、単に組合の活動としてだけの問題じゃなくて会社がこだわっていくポイントでもあるのでは・・・。
環境部門がリサイクル事業をしようにも、材料を中国に取られて苦しいと聞いたし、中国のせいで環境汚染にも大きな影響が出るとも聞いた。でも、現実に中国の化学薬品工場も事業によっては大事な客先がある・・・。個人的に知識は少ないけど、環境ソリューションという名前に少し疑問を感じた。