私はこう思い、こう考えた

――映画「不都合な真実」を観た感想――


本社ブロック

○原田 知子さん
  人事労政部
img3_1.jpg  地球が「手遅れではないけれど、待ったなし」という状況にあるということを、映画を見ていない人にも伝えなければと思いました。
 映画を観たあと、いくつかの会社のホームページを見ましたが「環境経営」関連の記載がない企業を探すのが難しいくらいで、どのような業種の企業であれ、「環境」を考えることは、決して特別なことではなく当たり前のことになっていることを実感しました。また同時に、このような時流の中、事業のアウトプット自体が「循環型社会に貢献する環境にやさしいプラント」である当社に勤めていることを、改めて誇りに感じました。

○角尾  隆さん
  (技本)操業技術部 ソリューション室
img3_2.jpg  一人ひとりが地球温暖化に対して共通認識をもち、できることから行動に移すことがもっとも重要であると感じました。
 「環境ソリューション」企業としてビジネスという立場を借り、利益追求はもちろんのこと、環境のプロ集団として、社会的貢献度の高いパフォーマンスを提供していくことが重要になっていると考えます。

○羽場 洋介さん
  (技本)プラント技術部 建設室
img3_3.jpg  「環境ソリューション」企業に勤めている一員として自分自身、環境問題についてしっかりとしたビジョンを持てるようにしたいです。
 CO2削減のため植林活動を行うこと、懇談会でも話が上がった環境教育をおこなうことなど良いと思います。環境教育では、当社が行っている蛍光灯や塩ビリサイクルなど生活に密着しており、子供から大人まで興味を持って聞いてもらえると思います。

○石井 宏樹さん
  神鋼環境メンテナンス(株)
img3_4.jpg  変化に気づき始めたとき、強要され始めたときにはもう遅い。それも判ってはいるつもりです。だから今回は記憶が新鮮なうちにこの体験を家族や友人に話したいと思います。
 環境問題に取組んでいる会社として、世の中に環境問題の重要性をアピールする義務があると思います。

○中川  茂さん
  (技本)見積室
img3_5.jpg  自分たちのまだまだ先の世代の問題なのではなく、もう数十年先には取り返しのつかない事態になるところまで来ていることを実感した。
  懇談会でも感じたのですが、この会社に入社された方はほとんどの人が何かしら環境問題に興味があり、それに関わる仕事に就きたいという気持ちを持たれていたと思います。しかしながら、自分もそうですが、今では毎日の業務に流されてしまい、入社当時の強い気持ちを忘れているところもあると思います。
 そんなときに少しでも環境活動に取り組めば、当時の気持ちも思い出し、自分の仕事を今一度見つめ直す良い機会にもなりそうですし、また新鮮な気持ちで今後の業務にも取り組める機会にもなるような気がします。

○前田 貴之
  (技本)プラント技術部 計画室
img3_6.jpg  確かに自分が幼いころと比較して冬場が暖かくなっていることは実感していましたが、本当に世間で言うように地球全体が温暖化しているのかは疑問をもっていました。
 エコバッグを使う。車に極力乗らない、または相乗りする、公共交通機関を利用する。電気代の節約。必要でないものを買わない。など、私たちが身近にできることではないでしょうか。
 当社が実施している環境活動(工場や事務所での活動)、環境関連の保有技術にどのようなものがあるかをまとめて周知してもらうことで社員の意識もさらに高まると思います。


研究所ブロック

○平井友希子さん
  (技開)水・汚泥技術開発部 水処理室
img3_7.jpg  近年、我々の生活が豊かに便利になってきており、それが当たり前となっています。そのことが、かなりの早いスピードで地球を狂わせているという事実。その事実に衝撃を受けました。
 一人だけの行動では、大きな効果が得られないように感じてしまいますが、皆が同じ意識を持ち、行動することで、大きな効果が得られます。できるだけ早く行動に移すことが大事だと思います。

○石井  豊さん
  (技開)プロセス技術開発部 新規プロセス室
img3_8.jpg  できるだけ多くの情報を得て環境問題の現状(日本国内だけでなく世界各国で起こっている状況)を把握することが重要と考えます。また、私たちは、省エネはもちろんのこと、身近なところから3R(Reduce,Reuse,Recycle)を積極的に推進することができるのではないかと考えます。


播磨ブロック

○細見  優さん
  (プ機)技術部
img3_9.jpg  今回の映画鑑賞およびその後の懇談会を通じて、仕事を通してだけではなく、何かできると感じました。もっと環境問題の現状について勉強し、まず、家族と環境に関して常に話をして行きたいと思います。
 映画のなかで、環境と経済は両立できるはずだ、と言われていました。環境を扱う企業は、まさに社会がそれらが両立できるように追求していかなければならないと思います。


大阪ブロック

○丸井 純平さん
  (一営)環境プラント営業部 西日本営業室
img3_10.jpg  我々の日常生活(特に私生活)では、あまり危機感や焦り等の気持ちを持って暮らすことはない。よく新聞やテレビでも言われる地球温暖化の警告は、遠い次元での話であったり、まだまだ先の将来の話であったりと考えがちである。やはり切羽詰った危機感をみんなが感じなければ何も実行しないと思うので、まずはこの映画の様に、温暖化に伴い地球全体でいま直面している実態・悪影響を知る、知ってもらうことが必要なのではないかと感じた。


img3_11.jpg

No1.jpg この映画を観た感想は?
まず、話題になっている映画で、観てみたいなあと思っていたので、こういう機会を与えて頂いた労働組合に感謝します。
大体の内容は、よくテレビ(NHK特集など)などで紹介されていることでしたが、断片的な知識だったので、この映画で全体を復習して現状を認識しなおすことができました。あらためて、ここまで温暖化が進んでいるのかと、気持ちがどんよりしました。温暖化が進むことで、急に氷河期になってしまうかもしれないということが、映画の世界ではなくて、本当に可能性があるというのには、びっくりしました。
地球温暖化の問題は、私が中学生のころから(もっと早くからかも)取り上げられていましたが、あまり対策が進んでいるようには感じませんでした。これはやはり不都合な真実を見ていなかった政治家はじめ多くの人々に不都合であったため、闇にほうむられていたのだろうかと思いました。
地球温暖化の原因として、単に温室効果ガスの発生だけでなく、発展途上国の人口増加による森林伐採等様々な社会的要因が絡み合っていることが分かった。また、温暖化が進行することによって、気候の変動だけでなく、海水面の上昇、生態系への影響、ウイルス発生等、生命の危機的要因が多々発生することに対して、あらためて非常に深刻な問題であると感じました。まずは、一人ひとりが地球温暖化に対して共通認識をもち、一人ひとりができることから行動に移すことがもっとも重要であると感じました。
ショックを受けました。このままでは本当にヤバイと思いました。
自分の生きている間に空気中のCO量が2倍以上になり、地球温暖化に拍車がかかり地球の平均気温が上昇する。その結果
・北極・南極の氷が溶け、海面が6m上昇し、億単位の難民が生じる。
・深刻な水不足になる。
・新たな伝染病が発生する。
・生態系が崩れる。……
しかし、健康のテレビとか観ててもそうなんですが、その時は深刻に受け止めて気をつけようと思うのですが、その瞬間だけで終わってしまいそれ以降は特に何も意識しなくなってしまうことが多いです。今回の場合も時間が経てば同じことになりそうな気がします。今特に自分が困っている訳でもなく、将来も困らないかもしれないことに対して、今から面倒なこと不利になるようなことをしたいとは思わないです。
変化に気づき始めたとき、強要され始めたときにはもう遅い。それも判ってはいるつもりです。だから今回は記憶が新鮮なうちにこの体験を家族や友人に話したいと思います。
温暖化の問題があり、それにより起こっている現象について、多少の知識はありましたが、知らないままでいた現象もあり、勉強になりました。
また、ゴア氏の講演(スピーチ)の仕方にも勉強すべきことがありました。人に訴えるためには、聞いてもらわないと意味がありません。人を惹きつけるためのスライド、重いテーマにも関わらずユーモアを混ぜたスピーチ等、話すための大切な事柄に興味を持ちました。
世界各地で起こっている気候の変動(映画では「Climate Crisis:気候の危機」と表現していた)による環境影響が生々しかった。
とてもわかり易くて、それだけにショックが大きかったです。
特に、地球の65万年間のCO濃度と気温上昇のグラフや、氷河の映像が衝撃的でした。
人類が、こんな一瞬の間に地球をここまでにしてしまったことと、それに対して一人ひとりができることのあまりのささやかさに、愕然としました。ですが、それだけに地球をここまでにしてしまった人類だからこそ、この問題に取り組まないといけないし、またそれができるはずだ、というメッセージが沁みましたし、地球が「手遅れではないけれど、待ったなし」という状況にあるということを、映画を見ていない人にも伝えなければと思いました。
温暖化に関しては、近年いろいろと話題に挙がることが多くなっているが、正直なところ、どのくらい問題なのかを実感できていなかったと思います。
今回この映画を通して、自分たちのまだまだ先の世代の問題なのではなく、もう数十年先には取り返しのつかない事態になるところまで来ていることを実感した。
確かに自分が幼いころと比較して冬場が暖かくなっていることは実感していましたが、本当に世間で言うように地球全体が温暖化しているのかは疑問をもっていました。
そのような中、実際にデータにして示されると、非常にはっきりとCOと気温に相関関係があり、また、この65万年で最もCO濃度が高く、地球温暖化が進んでいることがよく理解できました。
地球温暖化による自然環境の変化が世界中で加速度を上げて起こっている実態を、これでもかと見せ付けられ非常にショックであった。台風などの大雨や暖冬等ここ最近の異常気象が起こってみて初めて、やはり地球温暖化が進んでいるのかなと半信半疑ながらも考える機会が増えていたが、世界中の氷河が30年程前に比べて激減している景色を見比べた写真、また科学者の地球温暖化に対する意見が完全一致(反対派が皆無)していることといった「はっきりとした事実」には特に衝撃を受けた。
地球温暖化という問題が、私達のすぐ近くにまで迫ってきていること、今、何か小さなことでもアクションを考え、行動に移さなければいけないことを実感しました。

No2.jpg 地球温暖化が進む中、私たちが身近にできることは何でしょうか?
映画の最後の字幕にあったようなことは、以前から意識はしていますが、なかなか実行できていません。このようなことは基本的に面倒くさいです。また、これだけ気を使って面倒くさいけどやっているのは、どれだけの効果があるのだろうと考え始めると、すぐにいやになってしまいます。面倒くさくて大変だけどやっていくためには、常に問題意識や危機感を持つことが大切と思います。また、周囲の雰囲気も大切と思います。周囲がみんな環境に対する取り組みをしていたら、つられてできると思います。というわけで、よく家族や周囲の人たちと環境に関する話をして行くことが、最も大切なことだと思います。(今回の映画で気づかされました。)
ごみの発生の抑制、交通手段(必要時以外は極力公共の交通手段を用いる)の変更、省エネルギー型の電化製品を用いる、省エネルギーに努める、リサイクル用品を積極的に用いる、地球温暖化について身近な人に危機的現状について語る等。
家族や友人と環境について考える時間を持つ。家庭でできる省エネ活動をする。
・無駄な電気を使わない。
・買い物するときには袋を持参する。
・ちょっとの移動には車を使わない。
映画の最後にもありましたが、お湯や電気の節約、生ごみの堆肥化、地場産の購入、公共交通機関の利用、次回購入する場合には省エネの製品を買うこと等が挙げられます。これらのことを行っても、一人だと大して効果が得られないように感じてしまいます。しかし、皆が同じ意識を持ち、行動すれば、大きな効果が得られます。できるだけ早く行動に移すことが大事だと思います。できるだけ多くの情報を得て環境問題の現状(日本国内だけでなく世界各国で起こっている状況)を把握することが重要と考える。
省エネはもちろんのこと、身近なところから3Rを積極的に推進すること。
例.エアコンの温度設定(不要ならOFF)、不要品の再利用
電気のON/OFFをこまめにする、買い物にエコバッグを持参する等、映画の中でも、生活のいろいろな場面でも、温暖化対策に関する「できること」が紹介されているので、「自分にできることがある!」という意識を持ち続けて、それらを実行しつづけていくこと。
始めから個人で大きな行動を起こすというのは非常に難しいと思います。
とにかくまず小さな行動を起こすことが大きな成果のきっかけになると思います。
現在、個人的にはゴミの分別・公共機関の積極的な利用・買物袋の持参・シャワー水の節約、エアコンの温度設定などに取り組んでいます。
エコバッグを使う。車に極力乗らない、または相乗りする、公共交通機関を利用する。電気代の節約。必要でないものを買わない。
電気をこまめに消す、ごみの排出を抑える、空調温度を調整する、リサイクル製品を利用する、環境問題についてみんなに話す。

No3.jpg 「環境ソリューション」企業に勤めていて何ができるのでしょうか?
私は環境に関する仕事がしたい、環境問題について少しでも貢献したいと思っていましたが、現在の部署が環境に関係ない部署ということもあり、初心を忘れ、やる気をなくしていました。今回の映画鑑賞およびその後の討論を通じて、仕事を通してだけではなく、何かできると感じました。もっと環境問題の現状について勉強し、まず、家族と環境に関して常に話をしていきたいと思います。
映画のなかで、環境と経済は両立できるはずだ、と言われていました。環境を扱う企業は、まさに社会がそれらが両立できるように追求していかなければならないと思います。
まず社員一人ひとりが環境に対しプロであると自覚し、常に環境問題に対してはアンテナを張り、共通意識をもって社会の環境問題に対して貢献していくことが重要であると思います。地球温暖化問題を含め、環境問題は社会的認識度以上に危機的な状況にあります。「環境ソリューション」企業としてビジネスという立場を借り、利益追求はもちろんのこと、環境のプロ集団として、社会的貢献度の高いパフォーマンスを提供していくことが重要になっていると考えます。
私がやっている仕事においては
 ・省エネ・廃棄物軽減設備を提案する。
実務以外では、まず、社内にいる人達の環境意識を高める必要があると思います(ディスカッションや講演会によって…)。
次に環境問題に取組んでいる会社として、世の中に環境問題の重要性をアピールする義務があると思います。例えば、市民や子供たちに水や大切さや資源の無駄遣いをやめようといったことを伝えたり、環境ボランティアに参加したりする等により。
先日伺いましたが、播磨で実施されたエネルギーの効率化(?)のようなことができると思います。物作りの会社ですので、エネルギーを使うことは必須です。できるだけエネルギーを節約して物を作る方法、そして、その完成した物の維持に掛かるエネルギーを抑えられる物作りを考え、実施していくことで、環境を考慮した仕事ができると思います。
低環境負荷型の技術開発。
業務とは別に、環境問題を取り上げた活動の実施。
映画をみたあと、いくつかの会社のホームページを見ましたが「環境経営」関連の記載がない企業を探すのが難しいくらいで、どのような業種の企業であれ、「環境」を考えることは決して特別なことではなく、当たり前のことになっていることを実感しましたし、このような時流の中、事業のアウトプット自体が「循環型社会に貢献する環境にやさしいプラント」である、当社に勤めていることを改めて誇りに感じました。
月並みな言い方ですが、この誇りに思う気持ちを持ち続けて、自分が担当している仕事に力を尽くすこと、そして従業員ひとりひとりが、会社を離れた場、例えばマンションや地域の自治会のようなところや、趣味のサークルのような場でも、何かしら環境活動に繋がる提案や行動をして、「さすが環境の会社に勤めている人は違う!」と言われるようになれればと思います。
設備を納入する顧客以外にも、もっと一般の人々に対しても、例えば個人レベルでどんなことをすればいかに環境を守れるか、などHPで紹介するなど、世の中の人々がもっと環境問題に目を向けてくれるきっかけを作ることなども大切だと思います。
自分の勤務する会社名に環境の文字が付いていることを再認識する。会社の環境関連の業務内容を知り、それと自分の業務で何か関連付けられないか考える。
実際、仕事をこなすことしか見えなく、何にもできていないと思います。「環境ソリューション」企業に勤めている一員として自分自身、環境問題についてしっかりとしたビジョンを持てるようにしたいです。

No4.jpg 地道に活動を進めるゴア氏の生き方を観てどう感じましたか?
地道な活動の結果、このように映画化され全世界の人々に地球温暖化について広めることができたということで、地道な活動の大切さを感じました。アメリカ大統領目前まで行った人物が、このような地道な活動をするのは、自分自身へのいろいろな葛藤があったと思いますが、地道に続けてきたことに感動しました。地道な活動を続けて来れたのは、信念が強かったのだと思います。
環境問題を解決していくには、地道な活動の積み重ねしかないということを感じました。
行動力があり、勇気のある方だと感じました。学生時代に感じ思ったことを根気強く行動し、議員生活時代も信念を貫き、現在に至っている。ゴア氏の生き方に感銘を感じ、私もまずは身のまわりのできることから行動に移そうと思っています。
ものすごい強い信念を持った人だと思います。本音を言うとちょっと理解しにくいです。
何が彼をそんなにかき立てているのかよくわかりません。私には到底真似できないです。
真っ直ぐに信念を貫く姿に羨ましさに似た魅力を感じました。これだけ打ち込めるものに出会えたらいいなと思います。
積極的に自ら活動し、「小さなことから……」という姿勢に大変感心した。
大統領にはなれなかったけれど、それを受け入れ、自分でできる限り、考えうる限りの最も効果的であろう行動(スライド講義)をとったという、その真摯な姿勢や熱意そのものに感動しました。
アメリカと、アメリカ国民だけのためではなく、全世界と、地球のために行動し、発言することは、アメリカの政治家としてすごく勇気が要ることだと思います。
この映画を見た人誰もが、「もしこの人が大統領になっていたなら……」と考えるでしょうが、こうして一人ひとり(特に子供たち)に直接語りかける活動を始められたことも、長い目で見れば、大統領に匹敵するくらいの効果があるのではないかと感じました。
少しずつでも世の中の人々に環境問題に関心を持ってもらおうという強い意志を感じました。また、副大統領のころからそのような活動をされていたことは知っていましたが、それよりも遙かに以前から地道に長い間行動されていたことに大変驚きました。
1000回以上の講演を行えるほど情熱を傾けることがあることに驚き、また羨ましく思えました。
アメリカ国内のみならず、世界中の誰が見ても分かり易い説明方法で、ほぼ事実関係のみを伝えるという誰もが真似のできない重要な役割を担っている素晴らしい行動と感じた。共感した人は身近な人間に伝達していくだろうし、その情報の輪が広がって、国を動かす、企業を動かす力になっていくことを願う。
世界各地で講演会を開き、多くの人々に温暖化について問題を喚起する姿に関心を持ちました。

No5.gif 労働組合が環境活動に関する取り組みを行うにあたりどう思いますか?
是非やってほしい(やりたい)と思います。まず、社員全員がもっとエコ活動に関する意識をもち、それを家族に伝えていくことから、始まりかと思います。期間限定ではなく、続けていくことが重要と思います。
「環境ソリューション」企業として環境問題に興味をもつことは当然のことであり、労働組合が環境問題に取り組むことは非常に重要であると思います。今回のような取り組みは組合ならではのものであり、一人ひとりがもっと環境問題に対し意識をもつようにしていくことは企業が発展していく過程でも大切なことであると思います。
組合でどの程度のことまでできるのかわかりませんが、組合での環境に対する意識を高め、組合だけでなく、周りの方々の意識にも触れられるような活動ができたらいいのではないでしょうか。
会社の中で身近な組織である組合から、環境活動に取り組み、推進することは重要と考える。
これからはもう、企業であれ労働組合であれ、趣味のサークルであれ、何かしら人が集まって活動する時に、環境のことを全く考えずに済ますということはあり得ない時代になると思います。
労働組合が環境活動をするのがどうこうではなく、まずは一つの団体として、環境のことを考えるのは当たり前だという前提に立ち、その上で「環境ソリューション企業」に働く従業員の団体ならではの、取組みを考えていけばいいと思います。
先日の懇談会でも感じたのですが、この会社に入社された方はほとんどの人が何かしら環境問題に興味があり、それに関わる仕事に就きたいという気持ちを持たれていたと思います。しかしながら、自分もそうですが、今では毎日の業務に流されてしまい、入社当時の強い気持ちを忘れているところもあると思います。
そんなときに少しでも環境活動に取り組めば、当時の気持ちも思い出し、自分の仕事を今一度見つめ直す良い機会にもなりそうですし、また新鮮な気持ちで今後の業務にも取り組める機会にもなるような気がします。
組織の直接的な目的とは異なりますが、自らの生活環境に影響することでもあるので、環境活動に取り組むことはどのような組織でも、あってしかるべきではないでしょうか。
環境面を全面に打ち出したビジネスの難しさがある中で、ビジネスとは切り離された労働組合の活動を通して、積極的に環境への取組みが注目される「組織・団体」を狙っていっても良いのではないかと考える。すでに取組みが決定しているエコハウスへの環境図書の寄贈といった地域社会への貢献などから一歩ずつでも進展させて行ってほしいと考える。
「環境ソリューション」企業として良いことだと思います。

No6.gif 労働組合が取り組む環境活動で、こんなことをやってみてはという良いアイデアはありますか?
良いアイデアとは言えないですが、思いついたことを書きます。
社内的活動
 ・播磨製作所で、ノーマイカー通勤デーを推奨する。
 ・安全週間のような環境週間を設ける。(既にあった?)
 ・部署(ブロック)毎の、エコ活動グランプリを開催する。
 ・社内リサイクル市場
社外的活動
 ・学校や地域に、環境問題セミナー・教育などを開催する。植林活動に参加する。
 ・ごみの分別ができない人から、ごみ収集して代理で分別する。(有料)
クリーンマンデー運動は非常にすばらしい運動であると思います。また環境問題に対して意識を高めていくためのセミナーの開催等はどんどんやってほしいです。
組合という範囲での活動というものが想像しにくいのですが、会社への問題提起(紙コップや社有車のこと等)、講演会への参加等。
部屋を片づけていて思ったこと。
「まだまだ使えるものをバザーに出せないか?」→組合が窓口になってバザーの開催はできないか?(数年前はあったと思うが……?)
「環境ソリューション企業ならでは」という案がなかなか浮かばないのですが……。
ご家族を巻き込んで活動できるよう働きかけるのはどうでしょうか。
ほとんど会社で過ごすお父さんよりも、お子さんや奥さんのほうが、エコ活動に関する意識や具体的な方法をよくご存知かもしれないし、家族を巻き込むことで、特別なことではなく、日常の一部として、より無理なく続けられるとも思います。
こういうことは会社がやると仰々しくなってしまうし、ご家族としても組合から働きかけるほうがとっつきやすいのではないでしょうか。
親子で参加する環境施設見学会(神戸市「水の科学博物館」や大阪ガスのガス科学館など)や、「ベランダビオトープ」づくりなど、きっかけとして楽しいと思います。
(もう冬も終わりそうですが、)一枚カーディガンを羽織ることで暖房の節約等をアピールする。
(自分の業務しているフロアーは下手すれば27、8℃という日もあります。)
CO排出量という観点では、夏の冷房の1℃より冬の暖房の1℃の方が問題と聞いた記憶があります。
(※注)うろ覚えなので間違っているかもしれません。
CO削減に対して何かしなくてはと思っているが何をしたら良いかわからないので何もしていない人は結構いると思われるので、家庭でできるCO削減案を具体的に示したものを各組合員に配布しては?
今回の映画を通して感じたが、活字などの文字を目にするよりも実際の映像や写真を目の当たりにしたほうが起こっている実態の実感が湧くと思うので、闇雲に危機感だけを煽る訳ではないが、世界で起こっている事象をイントラネットや寄贈図書等を通じて映像や画像で紹介してもよいのではと思う。
木を植える、環境教育(討論会の話の中で出た)を行う、環境教育は当社が行っている蛍光灯や塩ビリサイクルなど、生活に密着していて、子供から大人まで興味を持って聞いてもらえると思います。

No7.gif 環境活動に対して会社に求めることはありますか?
私は、プロセス機器事業部で仕事をしていますので、正直言って神鋼環境ソリューションの環境に対する技術力や社会への貢献度、環境問題全体に対する当社の位置付けなどが、全くわかっていません。播磨も無視せずに、社会への貢献という視点での自社の役割について(小学校3年生レベル)、実際に関わってきている環境問題とそれに対する当社の貢献について(高レベル)などを教えてほしいと思います。それらを家族に話すことができ、身近な環境意識の改善につながるようになればいいと思います。
環境啓蒙を行なってほしい。
ビジネス展望だけでなく、我々のビジネスによって環境問題に対しての社会的貢献度の現状および展望を示してほしい。
まずは当社が環境活動に真剣に取組むべきだと思う。
例えば
社有車を全てハイブリットカーにする。
社内の水は全部回収利用する。
社内で行っていることを社内全体で周知できるようにしてほしいです。
省エネの実施(残業を減らして無駄な電力を抑える。省エネ効果をビジュアル的に社員に知らせる。)
車通勤者(特に技研)の公共機関での通勤推進(月1回?)
コピー機の両面印刷をデフォルトにする等、各部署ごとに工夫していることがあると思うので、その工夫を吸い上げて全社で分け合えるような仕組みがあればいいと思います。
地域の人へSKS納入設備の紹介等を行い、SKSの業務紹介だけでなく環境問題に興味を持って頂く機会を作る。
社内での省エネ活動の具体的な成果の紹介を具体的に数値で見ると今回の映画のように非常に興味も湧くと思います。
環境製品を扱う先進企業として、メッセージ性のある商品開発(CO排出ゼロ等)やPR活動を積極的に実行してほしい。社員に対してはそのようなビジョンを明確に示してほしい。

img3_12.jpg