第3期ビジョンづくり委員会「第4ステージ」
参加者アンケートのまとめ


君野さんの講演「デフ・ラグビー」イギリス遠征に参加して、を聞いてどのように感じましたか。
君野さんが社内でストレスを溜め込んでいたことがわかり、それを本人から伝えられた事が感慨深いです。デフ・ラグビーを通じて同じような障害を持たれる方と仲間・共通認識であることをバックに、望んでいた環境を得て仕事をしている。君野さんはまずアクションを起こすことであったと説明されていました。自分や周囲(人・環境)に変化を起すには、まずは自分が基点になること。その重要性を感じました。
君野さんご両親の話では、子供のためならどんな苦労も惜しまず子供のために尽くせるのだろうなと子を持つ親の立場として、苦労の度合いは別として少しわかる気がしました。また、君野さんご自身のこれまでの苦労と、これからの事を考えると想像もつきませんが、個人として、また企業として、同情ではなくお互いに生活・仕事を協力して行っていくうえで、何か出来る事があるのではと考えさせられました。
入社から今日まで、同じ社員という仲間として、何もしてあげられなかった事に寂しさと情けなさと会社への不甲斐なさといった感情が込上がります。障害を持った方を採用し、その配慮が無いなんて絶対におかしいと思います。周囲の仲間達もコミュニケーションをとるように努力する事も大事な事だと思います。講演では、君野さんが体を使い一生懸命に皆に伝えようとしている姿を見て、「生きる」とは……みたいな事を考えさせられた次第です。
障害者は働く場において仕事の制限を加えられてしまう傾向があるが、例えば君野さんの事例であれば、耳で与えられない情報を全てメールで伝達する等して、少しでも同じ立場で仕事ができる環境を整備する事が、真の「配慮」であろう。障害の重度に関わらず、相手が本気でぶつかってくるデフ・ラグビーは、障害者が最も社会から欲しがっている「つきあい方の姿勢」を象徴しているように思った。
私も寮が同じですが、全く知らなかったということもあり、“あいさつしても返事を返してくれない人だ”と思っていましたので、今回の講演を聴いて非常に良かったと思います。知っているのと知らないのでは雲泥の差がありますが、同じ寮に住んでいる私でさえ、このような状況ですので、社内でもほとんど知られていないのではないのでしょうか。聴覚障害者に対して環境の整っていない会社でのこれまでの数年間は仕事に対して楽しみも何もない非常につまらないものだったのではないかと思います。それに対し、現在の部署での、職場一体となり環境を変えていこうという周囲の姿勢はまさに“One for All, All for One”の考え方が表れたものであり、仕事を任されることで仕事が楽しくなったということもうなづけるものです。仕事を楽しみながら行う人は伸びるといいますが、まさに、君野さんは楽しんで仕事をし始めているとのことであり、講演の中でも今後、楽しみもラグビーから仕事にシフトしていくというような決意が表れていましたが、自分の仕事を楽しむことが理想の「働く」ということだと感じた。
君野さんのことをこの講演で初めて知りました。
聴覚障害というハンディをもつ君野さんがこれまでどんな経験をしてきたか、普段どんなことを思い仕事をしているか知ることができました。君野さんにとっては、普段の生活自体がすごくプレッシャーであり、疲れるということが印象的でした。確かにそうだと思いました。私たちが普段何気なく行うことも君野さんにとっては何十倍も注意を払わなければならないのだから疲れるのは当然です。私たちの生活環境も最近はバリアフリーとか言われてますが、やはりまだまだ健常者中心のものだと思います。普段ちょっとしたことでへこたれている自分が情けなく思いました。非常にショックだったのは当社の君野さんに対する対応です。話を聞いてて非常に腹だたしかったです。君野さんへの接し方が難しいとかいうのは決して言い訳にならないと思います。10年も働いているのにそれまで何も考えない会社の姿勢に本当にがっかりしました。人にやさしくできてこそ環境にやさしくなれるのではないでしょうか。職場環境が変わり、最近君野さんが仕事に対してやりがいを感じ始めたと言われたのが何か自分のことのようにうれしかったです。One for All, All for One。私もこの言葉を大切に日々過ごしたいです。
素直に感動しました。ハンデを持っていることに臆せず立ち向かう姿勢を見て、私もがんばらねば!と思いました。


好きなことに打ち込むということを思い出した気がします。自分はここまで真剣にスポーツに対して打ち込めたかと思い出してみるとどうっだたかなと首を傾げてしまいます。ましてや、他の選手より高度の聴覚障害を持ちながら、海外にまで行って没頭できるものがあり羨ましい限りです。仕事に対してもこの気持ちを忘れずに何にでもトライできるように頑張ってください。たいへん素晴らしく熱い講演でした。
ラグビーの話よりも同じ会社に聴覚障害をもった方が勤めていらっしゃったことにとても驚き、仕事に関しての苦労などが印象に残りました。障害をもっている方でも働きやすい体制の整った会社になってほしいと思いました。
障害のある人たちには、仕事をしたいという想いがあるのですから、社会としても応えていかなければなりません。それにより、経済的な自立はもとより、働く喜び・生きていく自信へとつながっていくことでしょう。
私は、障害者も健常者であると考えます。一番重要なのは、コミュニケーションだと思いました。コミュニケーションができないと、健常者も障害者になってしまいます。コミュニケーションが不足するとミスにつながります。ミスを出さないためにも、お互いにコミュニケーションを欠かさないための気配りが必要だと思います。
そして、みんなで“働く環境”を改善する取り組みを考え、障害者も健常者も誇りをもって仕事ができるようにしていきたいと思いました。
申し訳ありませんが、10年以上会社に所属して君野さんのような方が在籍しているとは知りませんでした。従業員1000人ほどの会社で、同じ本社にいても知らなかったということが驚きでした。
君野さんがこれまで体験してきた苦労は、いかに体験談を聞こうと読み物で読もうと完全に理解できるものではないと思います。そのなかで感じたのは、「自分が変わったから周りも変わった」のかなと思いました。デフ・ラグビーとの出会いや異動に伴う職場の変化など、外的要因もあるとは思いますが、それさえもやはり「自分が変わった」結果なのかなと思いました。(これまでに君野さんが辛い思いや悔しい思いをしているということは別次元の話ですが……)
不思議なもので、自分が苦手だったり嫌いと思っている相手は、特に言葉や態度であらわさなくても相手のほうも同じように思っているもので、自分から好きになろう、何かをやろうという気持ちがあれば少しずつでも周りも変わるものなのだろうと思います。
話の切り口はぜんぜん違いますが、社長の言う「まず自分から」、オープンハウスの講演で聞いた「ひとり立つ精神」、ユニオンが常に言い続けている「考働する集団」とつながるものがあるように感じました。
仕事による精神、肉体へのストレスは、現代人にとって大きな問題となっていますが、君野さんは良いストレス解消法をみつけ、うらやましいと思いました。最後の質疑応答を聞いて、人間はちょっとしたことですれ違いを起こし、また分かり合えるものだなと思いました。


「耳が聞こえない」ことで彼が背負ってきた苦しみや悲しみ、またご両親の心配が痛かった。
同情や哀れみではなく同じ人間として、障害を持つ人たちに対等に接するにはどのように接すれば良いのか。また、接すべきなのか。を考えた。今の彼の前向きな気持ちが維持できるように陰ながら応援しようと思った。
君野さんの小学生時代から現在に至るまでの道のりは想像以上に苦難の連続であると単純に感じました。また、その中でも仕事をするという厳しさはとりわけ大きいものであると感じました。
健常者よりも厳しい環境にいる分、仕事に対しての取り組み方を深く深く考えており、「デフ・ラグビー」を通じて学んだ「One for All, All for One」の精神で働くという考えは非常に重みがありました。
君野さんの今まで努力されて来た事に感銘を感じました。障害のある方との付き合い方を会社もそこで働く個人も知らないまま時間が過ぎて行った事が残念です。しかし配置転換を機会に良い方向に向かっている事が君野さん個人だけではなくSKS組織全体に取って良い事だと思います。社内の公の場で発表できる事が今後の君野さんにとって自信と誇りにつながり、私を含めて周りの人々への良い刺激につながる事を期待します。
勇気を出して行動を起こすことが、いかに自分に自信を持つきっかけとなるかということを教えてくれました。
正直言って、口では威勢のいいことも言い、愚痴ることも多いが、いざとなると行動を起こす勇気のない自分が恥ずかしい。
まず自分が健常者であることを強く認識させられました。
君野さんが本社勤務の頃、毎昼休みにトイレで歯磨きをされていました。いつも声をかけようと思うのですが、一歩踏み出す勇気がありませんでした。自分も含め本社社員の君野さんに対する対応が最悪だったと思います。
君野さんの話を聞いていないと何とも言えない心の奥に伝わってくるものがありました。
君野さんにとっての文章は手話がわからない健常者に対して自分の言葉を伝える唯一の手段だからだと思います。我々は見る・聴く・話す・触る・歩くが当たり前になっています。
どれか一つ欠けるとどうなるでしょうか。君野さんのように生きて行けるでしょうか。
私は自信がありません。健常者であるということを深く考えさせられました。
神鋼環境ソリューションに入社してからの彼の葛藤に興味を持ちました。
興味を持つという言い方は不謹慎かもしれませんが、健常者であっても君野くんのような境遇にあう人っていますよね。ただ彼が耳が聞こえないっていうハンディを、生まれてから持っているって事で、特にそのことを除けば他の人となんら変わりはないと、一概には言えないと思います。これは、今まで一緒に仕事をしたことがないので私には解らないのですが……。会社の処遇については、会社に考えてもらうこととして今働いている部署の方には、彼を引っ張っていって頂きたいと思います。もし私の部署に来るようなことがあれば歓迎します。君野さんのこれからの活躍に期待しています。
入社後の様々な葛藤や、ラグビーに打ち込んでいった経緯を聞いて、君野さんに関わりのあった部署にいた者として、自分の至らぬ点などを痛感し、反省しきりでした。また、現在の仕事に対する意気込みを聞いて非常に感銘を受けました。
世界を相手に戦うなんて夢のような話、心からうらやましく思いました。
聴覚障害者の方が本社に在籍していらしたのは知っていましたが、このような不便を感じておられたことは全く理解できていませんでした。何かをすべきであったし、もっといろんなことに協力できたことと思い、悔しい思いです。事業所が変わられてしまい、直接的に何かを起こすことはなかなか出来ませんが、周囲に手話を広めたり、何か出来ることをしていきたいと思いました。
身体に不自由のある方への配慮(個人・団体として)の仕方を教えられ、また、働いていく上で、上手なストレス発散方法を見つけることの必要性を感じました。
働く目的として、君野さんが挙げておられた「自分が成長する喜び」と、「自分の仕事が社会の役に立っていることを実感できる喜び」にとても共感しました。障害を持っている方の講演だからというだけでむやみに有難がったりするのは失礼だと常々感じていて、また絶対にそうしまいと心がけているのですが、そんな構えとはまったく違う次元で、とても感動しました。
話の内容はもちろんのこと、一時間近くもの間、ずっと立ちぱなしで、途中で一息入れるようなことも無く、汗を流しながら手話で話し続けておられる姿自体にも感服して、力づけられるような思いがしました。
耳の聞こえない方の生い立ちを直接聞いたのは初めてです。「耳が聞こえない」というハンディキャップがあるにもかかわらず、ご両親に対して「大きな愛」という言葉で感謝の気持ちを述べられていたことが印象に残っています。子を持つ父として私自身の子供に対する接し方を振り返るきっかけとなりました。手話通訳の方のおかげで君野さんの講演内容すべてを話し言葉で聞くことができました。自分の中での「君野さん像」が少しできたように感じます。今まで近くで会うこともありましたが、実はどういった人間なのかわからなかった、というのが本音です。至極当然のことですが、「コミュニケーションをとらないと相手のことは何もわからない。」ということを改めて知らされた思いです。また、自分が壁に突き当たったときには、「一歩踏み出す」の気持ちを思い出して乗り越えたい、と思います。
「デフ・ラグビー」の事より、わが社に聴覚障害者がいて、一緒に仕事をしていること自体が驚きであり、会社の対応にも考えさせられました。
これからの障害者の雇用を考えるとき、ユニオンとしてどのような対応をするべきか、会社に対しどのような申し入れ要望を行っていくべきか、少数派であってもユニオン会員であることには変わりなく、処遇やその他多くの問題を投げかけられた感じがした。
それとは別に、障害を持ちながら仕事にラグビーにと頑張る話を聴き、こっちもまだまだガンバラニャという気持ちになり、良い講演を聞かせてもらったと思う。
ユニオンだけではもったいなく、会社、人事労政部も含めたもっと多くの人達にもっと聞いてもらいたい素晴らしい講演だったと思う。
聴覚障害者との関係が今までありませんでしたが、今回の講演で僅かですが理解できたような気がします。
聴覚障害者は、話をしないと一見判断できないので、対面したときにどうしていいかわかりません。手話が少しでも出来れば拒否反応がなくなり、コミュニケーションが良くなり、円滑な職場環境が保たれ、仕事がスムースに運ばれると思います。3つの手話の実演は、覚えましたから、いつか役に立つと思います。機会があれば数を増やしたいと思いました。


高野さんの講演「青年海外協力隊『パラオ共和国』に赴任して」を聞いてどのように感じましたか。
「やる気があればなんでもできる。」高野らしいスタンスだと思いました。仕事と夢の両天秤、その背景に震災経験があり本人も大いに悩んだ様子が和気あいあいの発表の中からも読みとれました。「本気になれるか」「モチベーションを維持できるか」がKeyだと思います。日本で膨らんだ期待に対するギャップ、パラオでの長期生活とモチベーションの維持が難しいと考えます。あの風貌ですが、実はナイーブなのでは……今度 高野にそのあたりを聞いてみます。
一言で人間的に大きな方だと、ある種「尊敬」の念を持ちました。
高野さんとは同年代ですが、「やりたい事」を見つけ実行し、しかもその「やりたい事」が世界規模で何かに貢献する事であったことが大変すばらしいと思い簡単に出来る事ではないですが、私自身も小さな事でも何か出来る事は無いかと考えさせられました。
高野さんの志の高さというか、目標への執着というか、本当に芯の強い人だという印象です。
「やる気があったら何でもできる」といった発想は自分にも通じる所があり、共感しました。
2年間お疲れ様でした。
生きているうちに精一杯のことを! 当時、神鋼パンテツクの従業員としてJICAの一員として参加したことは我々の誇りであり胸をはってください。震災で父を亡くしたことを、写真で淡々と紹介が出来る事、さぞかし辛かったのではなかったのかな。パラオでは柔道連盟の設立。日本とパラオが近くに感じた。
現地に行った事が無い私にとっては、過去に植民地支配を受けていたにも関わらずパラオが親日派であるという情報が衝撃的だった。正に百聞は一見にしかず……である。
今しか出来ない事を追求して、リストラ覚悟で2年間も海外に赴任した高野さんの姿勢に憧れる。
「生きているうちに精一杯のことを」の言葉に凝縮されているように、自分のやる気次第で何事も変わっていくものだと強く感じました。私も経験がありますが、やる気無しで物事に取り組む場合とやる気があって取り組む場合では、それによって得られるものも結果も全く異なります。「働く」ということも同じで、やる気があればこそ、想像力のある充実した仕事を行うことができ、更に自分の糧になると考えます。そう言った意味でやる気が「働く」の原動力であるということは強く共感できました。
講演を通じて高野さんは本当に人柄がいい人だなぁと感じました。また同時に強い人だと思いました。
この人ならどこに行っても受け入れてくれるだろうなぁと思いました。話を聞いてこれまで経験されたことが今の高野さんの作っているんだと感じました。「やる気があれば何でもできる」これは私も常日頃思っていることですが、なかなか難しいです。何かやろうとするにはそれだけ努力・苦労が伴います。今の私にはまだ「これがやりたい。」というのが明確になっていないのが問題かもしれませんが、常に楽な方へ無難な方へと流されてしまう傾向にあります。
ドリフトだけの人生でなく、「これがやりたい」というものを見つけなければと思いました。
今できること、今しかできないことを実行する、ということは、実際は難しいと思います。自分の信念を貫いて行動できることはすばらしく、またうらやましく思いました
2年間ご苦労様でした。パラオという見知らぬ土地で何の苦労も無いような顔をして柔の道を指導する姿を見て感動しました。高野君の人柄が物語るような周りの弟子達のコメントなど、今回の赴任が成功裡に終わったことを察します。いつもの朗らかな性格がもたらした結果だと思います。高野君が言った「やる気」は仕事やスポーツなど全てのスタートの根底にあるものだと思います。「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますが、「好き」になる前や「行動」を起こす前に必ず「やる気」が無いと前には進まないと思っています。しかし、その「やる気」を起こすのが非常に難しいと感じています。どのような形でモチベーションを高めていくのか、またじっくりと教えてください。


パラオがこんなに日本文化の残る国だと思いませんでしたが、パラオの人々には日本はいい印象をもってくれているようでうれしく思いました。
人生を充実させるために、せっかくこの世に生を享けた以上、精一杯生きて充実した人生にしたいと思います。高野さんが仰ったように、人生がいつ終わるかわからないので、日々精一杯生きておくことが重要だと考えます。その手段として仕事をするということは、世の中のために少しでも役立てる手段であり、心の充実感につながるのだと思います。逆に、楽をしてお金を稼ごうとすると、人は必ず堕落するのでしょうね。
高野さんは個人的に良く知っているので、何事も前向きに笑顔で取組む彼らしい体験談だと感じました。「やる気があれば何でもできる」心に響く良い言葉だと思います。誰しも新入社員のころは何でもできる可能性を胸に秘めて業務に取組んでいたと思いますが、いつのまにかカベにぶつかり、考え方も堅く保守的になってしまうのだろうかと思います。もう一度、新入社員のころを思い出し、常に「やる気があれば何でもできる」と信じていきたいと感じさせられました。
パラオのようなのんびりとした環境で、自分のやりたいことをやる、そういった仕事のスタイルにはすごくあこがれます。人生の残りが半分を過ぎたら、そのような生活を送りたいです。
貴重な体験をされたと思う。私自身学生のときに2度説明会に足を運んだが応募する勇気がなかった。そんなこともあったので大変羨ましく思った。
また、先の大戦において「日本人は残虐な悪い奴」というイメージを私自身植え付けられていたが、日本を日本人を良く思ってくれている外国の方がいることには、素直に喜びを感じた。
パラオでの柔道の普及という活動について楽しく講演していただいたと思います。
実際のところは、柔道どころか護身術の必要性を余り感じていない国民性の方に教えることは、非常に苦労が多かったことが想像できます。しかしながら、講演の内容はそんな苦労を感じさせないもので充実感というものが伝わってくる内容でした。
講演の最後で述べられた「やる気があったらなんでも出来る」という言葉が示す通り、高野さんの働くということに関してのスタンスは非常にポジティブで見習いたいと思いました。
協力隊経験者にとって高野さんのお話は、自分の経験と重ね合わせて読ませて頂きました。
派遣国、職種は違いますが協力隊の草の根事業の根本は16年前と変わっていないと感じました。2年間の経験は高野さん個人だけの財産とせず、今回の講演などを通じて周囲の人々へ伝えて行って欲しい。また間接的には仕事にも活かして欲しい。
仕事に対するやる気の有無は、本人の問題とはいえ、周囲の環境にも大きく左右されると思う。
いくら本人にやる気があって、周囲がそのやる気を阻害するような接し方をしては、やる気も失せるのではないでしょうか。


一生懸命に生きる高野さんの意志が伝わりました。阪神大震災で壮絶な経験をされていたのですね。
今の私では2年間もの間、海外で生活するということは全く考えられません。
その行動力があるから会社も休職扱いにしたのだと思います。講演の中に「知識があってもやる気がなければ新しい発想も生まれてきません。やる気があれば知識を身に着けようとします。何事もやる気です。」巨大なハンマーで殴られたような感じがしました。今までの私は自分が気に入らなければ受入れない態度を取ってきました。仕事内容でやる気を出すかどうかを選んでいた感じがします。
そうではなく、何事もやる気なんだ!!と今までの考え方を払拭させられました。
最後に、高野さんのお父さんは最後に愛するお母さんをかばうようにこの世を去ったと書かれていました。
私も高野さんのお父さんのように愛する家族を守り抜きたいと思います。
阪神淡路大震災で最愛の父を亡くし、家も全壊し、その悲しみは計り知れなかったと思います。
その様子を、淡々と、写真を交えながら話す高野くんはすごいですね。その中でこういった事をやろうと思い、又それを実行する勇気に感銘しました。ただ講演を聞いているうちに、{うらやましい}と思う気持ちが出てきたのは私だけでしょうか?
この経験をこの会社で生かし頑張って頂きたい。
未知の価値観、文化の中に、明るく自然体で溶け込んでいった点に、関心をもって聞いた。
やりたいことをやり遂げる姿勢に感銘しました。私も、充実した社会人生活を送りたいと思います。
高野さんは、私が入社した頃には、既にパラオに行かれていたので全く面識はなかった。
お顔を拝見するにとてものんびりとした方だは思っていたが、とても芯の強い、魅力的な方だと感じた。
終始、会社に感謝しているとおっしゃっていたが、そういった貴重な体験をされた方が再び会社に戻ってこられたことこそ、当社が感謝しなければならないことだと思った。
今、出来ることを今やっておくことの重要性と、まず、自分から積極的に動くことの必要性を感じました。
ご自身が震災の経験から得た信条を、ちゃんと実行に移してパラオ行きを決断された行動力がとても印象に残りましたし、その高野さんが仰る「やる気があれば何でも出来る」はとても説得力がありました。パラオの方たちに柔道を教えたことと同じくらい、高野さんもパラオの方たちから沢山のものを受け取られたことが、伝わってきました。私も高野さんくらい周囲に明るいものを与えられるような人になりたいと感じました。
「一度きりの人生、自分のやりたいことをやる」という思いを行動に移すことで発生する様々な障害と影響を考えると、実際には思いとどまってしまうが、高野さんは会社から退職するよう告げられることを覚悟で今回の活動に従事されており、自分もそういった高い志に基づく行動ができるよう常日頃より自分にとって何が大切であるかを考えたい。
一番に感じた事は、機会があれば「やってみたい」です。
会社がどのような意図で、彼の赴任を許可したかは分かりませんが、彼のような経験を積んだ人が会社の中核そしてリーダー的存在になっていく事は良い事だと思う。
講演の中に出ていない、又、講演としては説明できない大きなプラスを持ち帰ってきているようで、これからが楽しみと思わせる講演で楽しく聴かせてもらった。
講演のみ拝聴した感じでは、パラオでの生活をけっこうエンジョイした報告ではありましたが、本当は、大変ご苦労されていると思います。たしかに、名前が日本人と同じようであったり、食事も似ていたりしていますが、生活習慣がやはり違い最初は戸惑ったと思います。しかし、終始楽しく過ごせたのも高野さんの人間性がでていると思います。常にプラス思考の明るい性格とやる気がそうさせています。見習って生きたいと思います。


あなた自身にとって「働く」ということはどのような意味を持っていますか。
「働く」という堅いことは正直 はっきりとしたイメージ・思いはありません。疲れます。
ただ自分と周囲がストレスを溜めないよう、自分・家族・仕事のバランスをとるようには努めています。
私自身も含めた家族の生活
会社での仕事を通した自分自身の成長
月並みではありますが、「給料をもらえる・生活の為に」と「自身を成長させる為」、そして「仲間をつくる」です。
生活するために働く
今の職場、3年後5年後を見た場合の後継者作り
自分のしている仕事に興味を持つ
当たり前の事であり、それ以外に何も考えていなかったが今回のセミナーで、目的意識をもつ事の重要性に気付かされた。
スキルアップ等の目標を掲げて、モチベーションを向上させていきたい。
私にとっての「働く」とは、今は「何か」を行うための収入源という考えが大きい。そのため、「働く(仕事)」を、現状は半分以上が義務的なものとして捉えており、楽しみながら行っているというものではない。そのため、今後は「働く」ということを楽しめるようにしていきたいと思っている。
質問の意図とはずれているかもしれませんが…
私が仕事に求めているものは
  1.職人・専門的能力の研磨
  2.安定した生活様式
らしいことが、先日の研修でわかりました。これまでは社会奉仕(環境分野の仕事に従事することが人のためになる)と考えていたのですが、どうやらちょっと違うようです。確かにそうかなぁと思います。でも、自分がやった仕事でお客さんに感謝されるのが一番うれしく、この仕事をやっててよかったと思います。
ですからこれら3点が私の働く意味かも…。
新しい自分の発見(自身のレベルUP)
今としては家族を守るために働いているのが現状だと思います。2番目に自分のためかな
働く=仕事
のイメージが強いので、生活のために不可欠なことだと思ってます。
働くという意義・意味を探ってみると「自分のために」・「家族のために」・「チームのために」・「会社のために」、そして「社会のために」とエスカレートしていくものだと思います。
人間が働くのは、お金を得るためだけではありません。食べていくためだけでもありません。生きがいであり、社会人としての誇りでもあり、一つの自己実現の手段だと思っています。
いつも同じ事を書いていますが「生活をする上で必要な賃金を得るための行為」これが第一です。それプラスαとして「やりがい」だと思っています。仮に「やりがい」がなくても生活のために仕事をするでしょうし、「やりがい」があっても生活に必要な賃金が保証されなければ転職も考えるでしょう。
ただ、プラスαがないと仕事も辛いだけになるし、プラスαである「やりがい」は与えられた環境の中で自らが作り出せるものだと思うので、自分の心がけというか気持ちの持ちようなのかなと思っています。
自分が人間としてどこまでいくことができるのか挑戦すること


まだ、うまく言葉で説明できるほど纏まりません。
現在の生活の中では、寝ている時間を除けば家にいる時間よりも働いている時間の方が長いことから考えると、生活そのものという感じです。
生活の糧を得る為 & 自分自身の成長の為
人間としての価値を高めること。人間としての幅と深みを持たせること。人間として社会に責任を持つこと。
家族を養うこと。
自分の存在を確認するため。
若い頃はお金と世間体。結婚してからは妻と子供のため。って普通ですよね。今思えば、今まで何度会社をやめようと思ったことか。私の場合は、3交代という職場で寮生活をしていたので、夜勤の出勤時間に隣の部屋で同僚達が飲んで騒いでいたりすると、会社に行くのがいやになったりしたモノです。
今までこの会社を辞めずにいられたのは、周りの先輩諸兄に恵まれ、そして何よりグラスライニングの仕事が好きであったことが、一番の理由であると思っています。若い頃は何か会社で働かされているような気持ちであったのが、子供が出来た頃から、少しずつ変わり、今では働かされているという気持ちは全くと言ってありません。
働くということの意味の答えにはなっていませんが、働くとは自分が行動するということであり、働かされるとは、他人が行動するということではないでしょうか。若い人には働かされているという気持ちが強くあると思いますが、私は出来るだけ自分で考え、自分で物事を解決出来るようにさせてあげる職場の雰囲気や、環境を作っていきたいと思っています。好きこそモノの上手なれ、と言われますが、仕事を好きになるという事が大事だと思います。早く播磨の若い人たちには、今の仕事が好きになってほしいなと思っています。
家族を養う収入確保の場であるとともに、社会に貢献し、自分自身を成長させる場(でありたい)
家族を守るためでもあり、自分の生き甲斐を探す場でもあると思います。
働くことを“=勤労”と位置すれば、プライベートな自分の生活を維持するためのお金を稼ぐという付属品。
働くことを公私含めた種々の活動と位置すれば(会社での業務であったり、ボランティアであったり、家事であったり……)、何かのために活動すること、でも結局自分自身のためになる活動。(情けは人のためならず、という感覚)
(分かりにくくてすみません)
  [1] 生活(基盤)
  [2] 開拓(自分の技能・人脈等)
現在、妹が就職活動を控え、企業や職種を調べたりして、自分に合った仕事を懸命に模索している様子を見て、私自身も、自分が就職活動をしていた時とは違う視点から、働くということを考えている最中です。
知りあいで、大学卒業後から一度も働かずに、親の仕送りを受けながら毎日お花やお料理といった習い事をして数年間過ごしている人がいます。けっこうなご身分だなあとは思いますが、では実際私もそういう風に暮らしたいかと問われると、やっぱりそれは嫌だと感じます(羨望や、意地を張っている部分が全く無い訳ではありませんが……)。
私には扶養家族がいないので、特定の誰々のために働く、という思いは持てません。「誰々のために働いている」と思いながら働くいう状況は、大変厳しい面もあるでしょうが、逆に、働く気持ちに拠り所が無いように感じたとき、「〜のために」と思うことができたら、ずいぶん楽だろうなと感じる時もあります。
誰かのために働いているのではなく、単なる意地で働くのとも違う。やはり君野さんが仰ったように、「自分が成長できる喜び」「自分の仕事が社会の役に立っていることを実感できる喜び」という意味になるような気がしています。
自分を磨く場であり、社会貢献であり、社会と接続口の一つであり、生活の糧を得る手段である。
「銭儲け」「生きがい」「生活の為」
色々ありますが、この歳になってくると「健康のため」……少しオジン臭いですか。
「働く」こと事態は生活の為には変わりないのですが「意味」となると……やっぱり、特に無いですか……
基本的には、「働く」ということは生活の為で、避けては通れません。しかしながら、ただ言われた通りは働いていても面白くありません。また、働いた結果がどうなるのかを十分理解しないで働いても仕事のやる気も起こりません。やはり自分の働いた結果が、会社、社会に役立ち、最終的には自分・家族のためになっていることを十分認識しないと小さなことで挫折してしまいます。やはり「社会・自分に合った正しい信念、生きがい」を持って働くことが重要と思います。


「働く」ということに対するあなたのモットーがあれば書いてください。
自分が基点となる。ただし働くことだけではありません。遊びや趣味も同様です。
相手に意思を伝える、相手の意思を汲み取る、といったコミュニケーションが重要と考えております。
「どうせやるなら楽しくやりましょう。」でしょうか。
楽しく感じられるように自分を成長させる、もっと、もっと、ってな感じです。
自分のやった仕事は自信を持ち、他から文句を言わせない。(100%出来ていない)
先送りさせる事なく、その日に出来る事は当日中に片付ける。
楽しんで「働く」ことができればよいと思っている。
共同作業が大事(1人でできることはない)→人間関係
負けん気のみ!
[1] 「常に一生懸命働く」、[2] 「分からない事は聞く」、[3] 「人とのつきあいを大切にする」
職場が自由な雰囲気なのでマイペースで働くことができ、上司や先輩もやさしく、分からない事は懇切丁寧に教えてくれて、私は満足できるいい職場に入れたと思っています。
特にモットーはありませんが「時間がかかっても最後までやる」ということを心がけています。あわせて、以前に上司より「仕事には旬がある」と言われ時期を逃さずに結果を出すよう指導を受けたので、書類作成や交渉ごとなど努力がムダにならないように旬を逃さずに仕事をすることも心がけています。
人はパンのためのみに働かない、さりとてパンが無ければ生きていけない。仕事の意義と収入、両方とも私は求めます。
どうせ働くなら、楽しく前向きに
いつも忙しい、しんどいと思いながら働いていますが、「楽しく」というのがモットー(というより目標)です。
手抜きをすると必ずしっぺ返しが来る。
「自分一人の力でできた」と思わない。「周囲の協力があってこそできた」という謙虚な気持ちを持つこと。
やりがいは自ら作る。(最近考えが変わってきました。)
仕事は楽しんでやる事。あとはプレッシャーのあること。
プレッシャーのない仕事に給料は払えない。(経営者みたいですけど・・・)
「何とかなるさ」と楽観しつつ、「何とかしよう」と努力する
精一杯やること。
そんな大それたものはありません……
周りの人が幸せになったらいいです。例えば自分が働くことで、会社が少しでも上手く回ったり、家事をすることで家族に喜ばれたり、、、というように。結局、それが、自分の幸せにつながっていると思うので。
マイペースに効率よく。
一言で言えるような言葉は、まだありません。
「働く」だけではないですが、「自分の言った事、約束した事に責任を持つ」
私自信は、やはり何か役に立つ、貢献できる目的・目標もって働くよう心掛けています。会社の仕事も達成可能な目標を立て計画的にするようしています。(実際は、なかなかうまく行きませんが)その方が仕事が完了した時の達成感が、たとえ小さな目標であっても、ある場合とない場合とでは大きく差がでます。