参加者のアンケート


最近目に付く世の中の労働災害、我社の労働災害の事例を通して、安全は基本が大切である、ということを話していただいた北之防講師の講演について
最近の事故を例に挙げて説明いただいたが、基本的なことが欠落し、その結果事故が起こっている例が非常に多く、しかも重大災害に発展しているものが多いことに驚いた。事故例に挙がったいくつかの事例をテレビで見たときは原因まで考えなかったが、今回の講演の中で、重大災害になった原因を考えると、作業手順や、安全に対する意識の欠如によるものが多く、日常の中でいかに安全への心構えが欠落しているかわかった。
つい「これくらいならいいだろう」と安全に対して手抜きをしてしまいがちだが、そのような考えを無くしていくことが重要であると感じた。
災害件数は減少傾向だが、重大災害が増加傾向にあり、どの事例を見ても未然に防ぐことが可能なケースだと感じた。災害は、小さな危険、ミスが重なり合って生まれるものだと改めて認識した。
事故事例を過去にさかのぼり、事故の傾向など細かく分析されていたと思います。過去に比べてだんだん事故件数は減っているようにみえますが、傾向別にみると未だに墜落、転落災害が多く見られ設備的にも人的にも改善すべき点があるように感じました。
SKSとして現地工事などが多い部署もあることから、徹底した見直しが必要ではないかと感じます。
災害事故発生件数が以前に比べて大きく減少していることが印象に残っています。
特に近年の災害事故を例にとって、説明していただいたところが、リアルで分かりやすかったです。
昨年一昨年と弊社の災害・事故は多かったことから、更なる周知徹底が必要であると感じました。
様々な機器・設備が技術進化しハイテク化していく中で、災害の原因は昔と変わらず人の怠慢や意識低下などローテクなところで発生していることがわかった。
たくさんの事例を通しての類似災害撲滅と言った観点からは、大変よく解り参考になり、やはり起きてしまった事故や災害は、起きるべきにして起きていると改めて感じました。
安全に対して決められたルールを守れば事故、災害の大半は防げたという事がよくわかりました。



労働災害防止のために、労働組合員として何をすべきか、ということを話していただいた茶園講師の講演について
物事の受け止め方は人によりそれぞれ異なるが、安全に対して感性を磨くことが非常に重要であると感じた。
一つの事象をみても、ヒヤリ・ハットと感じる人と全く何も感じない人といると思うが、その差が災害を防止できるかできないかの違いであると思った。
危ないものを危ないと感じられる感性を日頃から身につけるようにしたい。
今まで労対委員でありながら、安全衛生に対して高い意識を持っていなかった。茶園講師の講演を聞いて、一人一人が危険の目を摘む高い意識を持つことがいかに大切かと感じた。
トップダウンで言われるまでもなく、組合員一人一人の率先した行動が大切である。
これまで数回の講演を復習しながらの分かり易い講演であったと思います。「自分の身は自分で守る」この言葉を毎回言われてますが、安全については「これ!」といった対策はなく個人それぞれの安全に対する意識の持ち方が非常に大切であることを改めて実感しました。
私は茶園先生の講演を聞くのは2度目です。すっかり講演の内容は忘れてましたが、Keywordについては思い出すものもあり、とても面白く聞くことができました。
“双葉にして断たざれば 斧を用いるに至る”
まさに災害防止は小さな芽のうちに、ヒヤリハットのうちに摘み取れば、未然に防ぐことができる。
小さなことからでも実践していくべきかと考えます。
日々の積み重ねの中から労災が発生していること。故に災害となる前の芽の段階、つまりヒヤリ・ハット状態で原因の根絶を行うことが重要だということが良くわかった。
組合員として労働災害防止のため安全について考えたり勉強したりすることも大切だけれども、組合員一人一人が安全について声を出しなさい!!という教えに共感しました。
委員会やことある安全会議等で、何か一つ意見を言えば…と言われた事に対し「安全にかきねはない」といわれていることが何か重要だなあと感じました。茶園さんの講演も3回目だと思うのですが、又聞かせてもらいおぼろげには覚えているのですが、忘れていることも多く、又思いださせてくれました。
何でもそうですがこと安全に関しては、繰り返しやる、持続させる、といったことが重要ではないでしょうか。



「安全衛生」について、ユニオン労対委員として取り組んでいく決意を聞かせて下さい
安全パトロールでも漠然と回っているが、危険に対する感性を磨いて、職場の安全にもっと留意できるようにしていきたい。
「自分の身は自分で守る」を原則に、まずは、危険予知、ヒヤリハットの芽を摘む感性を磨いていきたいと思います。
今何ができるのか、どうすればよいのかを常に意識し、自分の中だけでなく、職場全体の意識を高めることができるよう取り組んでいきたいです。
業務上、外部業者へ出て行くことが多々あり、自動車での移動もあることから「自分の身は自分で守る」を念頭置き、無事故、無災害で今年度も乗り切りたい。
今まで自分からアクションをおこして安全・衛生に気を使うことはありませんでした。
具体的な良案は未だ思い当たりませんが、意識することからはじめます。
周囲の整理整頓もその一環とします。
茶園講師がおっしゃった様に、月例の安全衛生委員会には一言進言を心掛けてその場に臨みたい。
そのため日頃から危険に対する感度を上げて業務に取り組むこととする。
労対委員会では必ず1件は安全について発言します。
安全に垣根はないと先に述べましたが、安全衛生に関しては、会社や組合では無く一人のこの会社で働く者として取り組んで行かなければならない。働くということは常に災害と向かい合わせである。ということを認識し、その上で考動していきたい。
現場を預かる自分にとって、やはり事故は起こしてはならないと改めて思い不安全状態、不安全行動のない職場作りをしていきたいと思います。



その他、意見・感想等ありましたら何でもいいので書いて下さい
交通災害がここ最近増えているように感じています。何か交通安全を啓蒙できるような企画はどうでしょうか? ある企業では所轄の警察署の制度を通じて、数人のグループ制をひき、何ヶ月間か無事故であれば表彰してもらえるような制度を取り入れていることを聞きました。
研修会では知らないメンバーもいましたが、楽しく参画することができました。
各部署において起こる可能性の高い労災のタイプ別に、疑似体験が出来る施設の訪問を企画してみては。
設備投資となると必ず、「費用対効果」という言葉が聞かれる。これは安全に対しても同じ扱いと思われる。
JR西日本のあの脱線事故にしても、「急カーブであることの危険性」や「時間厳守にこだわるが故の危険性」も現場からは声にならない声として上がっていたはず、しかし、額面どおり安全第一にすると、前者は多額の改修費、後者は収益の低下に結びつく。過去その場で事故が現実のものになっていないのだから、「気を付けておけば…」と成るのは当然と思える。組合として何らかの要望をした際、会社側から「費用の面も有りますので…」という返答が出た場合、どの様な態度を取るかを明確にしておいた方が良いと考える。その態度がないと現場から「どうせ言ったって…」と諦められ、誰のための安全衛生なのか目的がずれ形骸化するだけと感じています。
今、各職場で危険と思われる作業を労対委員で現場に出て、少しでも安全な作業になるよう考えてみては? 対策までたどり着けなくても、その職場で安全作業に変えるヒントくらいは出るかもしれません。