「有意義に生きる」、
「オシャレに生きる」をモットーに







ユニオンOB会「あいゆう会」
会長  井 上   正


 本日はあいゆう会の恒例行事として「秋のセミナー」をご案内したところ、多数のみなさんに参加いただきました。主催者を代表して心から御礼申し上げます。
 早いもので平成11年に「同じ釜の飯を食った仲間が定年後も普段着で参加できる」を基本的な考え方としてこのあいゆう会が設立され5年目に入ろうとしています。
 設立当初120名でスタートした会員も現在では230名を超え、結成当初の目的に添った有意義な行事が行われています。日頃のみなさん方のご協力に改めて感謝の意を表したいと思います。
 去る10月1日に神鋼パンテツク株式会社と神戸製鋼所環境部門との統合により、株式会社神鋼環境ソリューションが設立されました。このことに伴いパンテツクユニオンにおいても、これまでの運動の歴史と成果を継承した新しいユニオンの結成に向けた取り組みを行っているとのことです。
 このあいゆう会が、現役のユニオンに対して具体的な応援はできませんが、後輩たちが心を一つにした新しいユニオンとして必ずや力強く船出ができることを信じ温かく見守っていきたいと考えています。
 さて、いよいよ冬本番の到来間近。これからの季節はとくに健康管理に留意する必要があります。そうしたことも含めて本日のテーマは「生涯青春は心と身体の健康から」とさせていただきました。
 病気になりますと、本人はもちろんのことご家族にも精神的な負担をかけることになります。当然、経済的な負担も生じてきます。大切なことは「病気にかかって治すよりも病気にならないように日頃から注意すること」だと思います。また健康という点では「心の健康」も大事であります。笑いには自然治癒力としての浄化作用があるともいわれています。122歳という長寿を全うしたフランスのカルマン夫人は、「退屈しないことと笑うこと」が長寿の秘訣であると生前に語っていたそうです。
 少し長いですが私の好きな詩の一説を引用したいと思います。「青春とは人生の期間をいうのではなく、心の持ち方をいう。歳を重ねるだけで人は老いない。理想を失うときに初めて老いる。人は自信と共に若く、恐怖と共に老いる。希望ある限り若く、失望と共に老い朽ちる。」
 みなさんも常に希望と感謝の気持ちを持ち、ただ単に身体だけの健康管理にとどまらず心の健康にも絶えず気を配り、「有意義に生きる、オシャレに生きる」をモットーに今後ともあいゆう会の行事に元気に参加されるようお願いし、開会にあたってのご挨拶とさせていただきます。