アンケートのまとめ

1.講演の感想をお聞かせ下さい

(1)20代から考えるマネープランについて

近年、施行される年金改革等、最近、金融商品等に関する情報に興味を持ち始めていたため、非常に有意義な講義であった。
個人的にはもっと質問の時間が欲しかったというのが率直な意見ですが、セミナー後の懇談会では、入社直後のセミナーでお話し頂いた方よりも話に強弱があり、眠くならず、年齢も近いため、話しやすいし質問しやすいという点でよかったです。ただ、事前に提出した結果が当日もらえなかったことが残念でした。
資料の平均値はあまりにも数値が現状とかけ離れているように感じましたが、将来のビジョンとイベントを予測・計画・行動するきっかけを掴めたと思います。各個人のシミュレーション結果があればもう少し内容も身近に感じられるのではないかと思います。
将来を考えマネープランを立てることは大事だとは思いますが、ちょっとビビらせ過ぎではなかったでしょうか?
今まで、このようなことを全く意識してこなかったわけではありませんが、普段の生活のなかでほんの少し今までよりも意識していければよいと思います。
全体的にはよかったと思います。講演者含めて。講演者が同年代というのが良かったです。
年代が同じであり、非常に興味を持ち話を聞くことができました。しかし、まだ私には実感がなく、これからきたるべき時に備えなければならないのかと考えさせられました。
説明を聞けば聞くほど不安になりました。結婚した場合は確実に赤字路線まっしぐらになりそうです。デフレなので結婚費用や養育費も下がってくれればいいのですが…。
人生の中で起こるイベントにどれくらい金がかかるかがわかり、ぞっとした。
今まで人生という長い目でのお金ということをあまり考えたことがなかったので、とても参考になった。
また、ライフイベントについても実際の金額が示されていたので参考になった。
現在、特にマネープランは立ててないが、将来のため、そろそろ準備しておくべきだと感じた。
将来の生活に対する希望や不安感が共有できた。年配の方の講演だと親父の小言になり常に眠くなるが、同年代の講演は斜に構えることなく素直に聴けた。
これまであまり将来のことを考えてはいませんでしたが、この講演を聞いてこれからのライフプランを考えるうえで、大きな支出が待っていることに気付かされました。しかし、資料にもあった年齢別の年収及び貯蓄額と自分の現在の年収・貯蓄額及びこれからの予想年収・貯蓄額を比べてみると少し程遠いものを感じました。これからの収入を考慮し、計画的なライフプランを考えていかなければ、これからの生活をよりよいものに出来ないのではないかと考えさせられました。
現在は、給料の中で使わなかった分が貯金という感じなので、将来の大きなイベントに向けて目標額を決め、それに向けて計画的に貯めていかなければならないことに気付いた有意義な講演でした。
同じようなセンスをもつ同年代の講師の説明だったので、理解しやすかった。自分より話が上手いと思った。自分たちの世代の経済状況の見通しは非常に暗いという印象をもった。
普段、自分の将来のマネープランを考える機会などないので、とても良い機会が頂けたと思います。具体的な内容で自分と重ねられる部分もあり参考になりました。
マネープランについて考える必要性があることは理解するものの、現実にはなかなか実感できず、今回の講演を聴いてもやはり漠然としたものであった。
住宅購入の目安は非常に参考になったものの、試算の平均年収が現状よりも高いため、現実に即したものであればもっと良かったと思う。
将来についてはあまり考えておりませんでしたが、自分のあさはかさを思い知り、堅実な将来設計を行わないといけないと感じました。
結婚式や持ち家にかかる費用など具体的に知ることができて、とても有意義でした。一般常識のようで実は全く知らなかったので、この機会に自分でもマネープランについていろいろ勉強し、計画していこうと感じました。
また講演自体も、担当者の人が若かったせいもあり楽しく話を聞くことができました。その後の懇親会でもいろいろ話を聞くことができ、有意義だったと感じました。
内容として要望を上げるとすれば、金融商品についてもう少し具体的に、いろいろ教えてほしかったです。
将来のマネープランを考えるいい機会でした。先のことは漠然としか考えていなかったのですが、これから結婚、住宅取得、子供の誕生などのライフイベントに対応するためには、計画的な貯蓄などが必要だと感じました。実際のケースを例に具体的にどのような検討をすればいいのかについても知りたかったです。
商品の利率等の具体的な内容の説明が聞きたかった。
子供が出来た場合の将来マネープランについては、公立か私立の学校での授業料の差額等を知ることが出来て参考になりました。ただし、だからどうしたらいいのか? どのようなプランがあるのか?という具体的な説明がなかったところが残念でした。
消費者金融には手を出さないことには、今後気を付けたいと思います。
今まで自分の将来のマネープランについて真剣に考えたことはあまりなかった。
しかし、結婚等が現実的になってくる年頃になり、心を改めしっかりと将来を見据えることが必要であると考えさせられた。今回聞いた話の内容を参考に、貯金の方法も考え直そうと思う。
ろうきんの方の講座は、わかりやすかったと思います。(少々早口でしたが)自分がライフプランを全然たてていない事を実感しました。ライフサイクルの4大出費とされた結婚、子供の教育、住宅、退職・老後に対しての貯蓄についてほとんど考えずにいたことを反省すべきだと思います。自分の将来設計には当然マネープランも係わって来ることを念頭において、日々の生活費から少しずつでも貯蓄していこうと思いました。
講演及び資料内容と現実との間には、大きなギャップがあることを改めて痛感しました。具体的な数値を挙げての結婚資金、出産費、教育費及び住宅購入費の説明には、説得力があり、考えさせられました。私は、自分自身決して贅沢な生活を送っているとは思いませんが、今一度、無駄な支出はないか、私生活を見直したいと思います。私の年代での貯蓄残額が、統計で400万円超にはびっくりしました。

(2)バイオマス資源化の取り組み(メタン発酵プロセス「PAMEDIS」の紹介)について

他部署の人間に、技術紹介をするのはとても良いと思います。私は、PAMEDISという名前は聞いたことがあり、大まかにメタン発酵のシステムということは知っていましたが、それ以外全く知りませんでしたので。
また、部署や専門によって着眼点も違うのでいろんな質問が出て良いと思います。
鹿島・クボタに競い勝った当社技術に誇りを感じた。実証実験のみに留まることなく、実機でも成果を発揮して頂きたい。
質問の多さの通り、皆さん興味津々でした。内容だけでなく、講師のプレゼンテーションについても評価の声があり、何も見ずにあれだけ説明できる・質問にも答えられるというのはすごいなぁという意見がありました。
PAMEDIS等の有機固形生メタン発酵技術は、講演内容にもあったが食品リサイクル法等の法整備に基づき、現在は当社も拡販をしている段階であり、1号機の受注は喜ばしい限りであるがこの分野での当社の今後の方向性は本件に対する取り組み姿勢に左右されると考えます。
以下は自分の考えです。
同様のプロセスを所有(自社・導入を問わず)・拡販している水処理メーカー、大手ゼネコン等の競争に勝つ為には、
[1] 既設の排水処理施設能力の判定を含めたトータルシステムとしての提案でないと興味を引けない(ここが水処理メーカーとしての経験・知見・能力の発揮どころ。莫大な資本力を有するゼネコンに勝つ為には必達)既設設備・運転状況等の情報をいかにして客先より引き出すか。(営業・計画)
[2] 1号機での実機のデータを十分に蓄積し、場合によってはtest driveも申し入れる。予算がないからと言ってデータ取りを惜しんだら、説得力のあるプレゼン・データは得られない。(計画・技術)
[3] 菌叢(きんそう)菌や加水分解等の動力学的な基礎データの蓄積・解析の実施
専門的なことはわかりませんが、非常に興味を持ち聞くことができました。
今後の展開が楽しみであり、機会があればもっとよく話を聞くことができればと思います。
今までのパンテツクになかった技術なのでこれからどれだけ売れるかが非常に楽しみです。食品リサイクル法の関係か、売込対象は食品会社が多かったと思いますが、食品汚泥を扱っている民間の産廃処理業者には声をかけていないのでしょうか? ランニングコストが安くなればメリットがあると思うのですが…。汚泥減溶化のエステプロセスとの組合せはよいと思いますが、温度を上げなければならないことと、臭いが出るということを話すと敬遠されることが多いのが気がかりです。たまたま私が営業担当しているお客さんの所でPAMEDISの実験を始めるということですので、実験装置を生で見ることが出来そうなので楽しみです。
非常に解り易く説明していただき、とても興味深く聞けました。
私はSPEの人間としてメタン発酵プロセスの様な新しいプロセス、技術はそれほど話を聞く機会がなかったのでとても興味深かった。
バイオマスについて何も知識がなかったので、今回のセミナーは勉強になった。
講師の熱心な仕事の姿勢がプレゼンの随所に感じられた。
開拓者精神に溢れた仕事の取り組み方を羨ましく思うと同時にとても良い刺激となった。
この講演でバイオマス資源化が将来有望な事業であることは、よくわかりました。しかし、まだ新しい事業の為設計上または施工上で様々な問題点が出てくると思われます。これらをいかに速やかに打開していくかによって、他業者との競争に競り勝っていけるのではないかと思いました。これから当社の軸になってくる事業ですので、今回の講演は大変興味深く、また事業拡大を目指して社員一体となって盛り上げていくべきだと感じました。
自社技術でも他部署の技術は名称や概略は知っていても、詳細を知る機会はあまりないので、今後もこのような企画があれば良いなと思いました。と同時に自分が扱っている技術については、今回ぐらい分かりやすく説明できるようになりたいと思いました。
背景、用語の説明などを含めて丁寧に講義されたので、全体像がよくわかった。技術導入時からこの仕事に携わり、知識や経験の量が多いからこそだと思った。
自分の仕事と関係のある事でしたので、非常に勉強になりました。今後もこのような技術を聞ける機会があればいいなと思います。
漠然とした技術については知っていたものの、今回の講演は技術をさらに詳しく知る良い機会だった。競合他社との差異や比較した場合のメリット、デメリットなど客観的な情報も知りたいと思った。
テスト中に起こった問題とそれを解決するまでのプロセスを講演中におりまぜてほしかった。
環境メーカーとして話題の技術を扱っており、実績もあることを非常に頼もしく感じた。
当部署に深く関わりのある内容でしたので、大変興味深く聞くことができました。
当社と他社技術の比較についてもう少し話が聞きたかったです。
また、実運転が始まった後のトラブル、そして、その対策について、今後継続して聞きたいと思います。
今までもR&D説明会等で何度か説明を聞いていましたが、なんとなく理解できたというレベルでした。今回はとても丁寧に説明してもらったので、初心者にもわかり易かったです。とても魅力ある技術ですし、まだこれから世間に浸透していく技術で、チャンスも大きいと思います。当社の柱に育ってほしいと感じました。
 ただし、他社も同様に魅力を感じ注力してくるはずです。当社も負けずにどこまで注力してよりよい製品にし、自社の特色を生かしてお客さんに伝えていくことができるかが、勝負の分かれ目だと感じました。
バイオマスの資源化技術などは循環型社会に貢献できる技術であり、今後の成長が期待できるということで、興味深く聞かせて頂きました。自分はこの仕事に直接関わらないかもしれませんが、技術の概要は知ることができました。他部署の事業内容を知る機会は少ないので、この講演を聴いて自分の会社についての視野を広げられたと思います。
他部署の商品や研究発表を聞けることは大変勉強になりますし、興味を持って聞くことができました。出来れば、今回のプロセスにもプロセス機器事業部のタンク等の機器が使われていればよかったのにとは思いました。使わない理由は、コストが高くなるから無理と言われましたが…。
今回のプロセスにおいて技術力では他社に負けていないことに、うれしく感じました。まだ改良の余地があるとのことなので頑張っていただきたいと思います。自分の仕事においても同様に技術力で負けないよう改善していきたいと思いました。
自分がプロセス機器事業部であるため、環境装置事業部の話題といえば新聞で目にする程度であり、一体どのようなことに力を入れているのか見えにくい面がある。
今回のように、実際に開発に携わっている方の話を聞くことで、今後新聞で目にしても今までとは見方が変わってくると思う。このような場を与えて頂いたことに非常に感謝している。2号機受注を楽しみにしている。
バイオマス資源化の取り組み(メタン発酵プロセス[PAMEDIS]の紹介)以前から社内で回覧されるSPニュース速報などでバイオマス資源化についての記事を見て気になっていたので、よい機会を得られたと思いました。講師の説明は丁寧で、私にもなんとか理解できました。特に、コープこうべの話には興味を覚えました。PAMEDISという名はたしかにちょっと言いづらいですが…。
今後、神戸製鋼所と合併することにより、さらに受注に向けて良い方向に進むことを期待しています。
去年当たりから、新聞及びテレビで「バイオマス」という言葉は良く聞いていました。しかし、具体的にどういったものかは、今回の桂殿の講演を拝聴するまでは正直分かりませんでした。現在、世論はリサイクルやゼロエミッション(廃棄物削減・再利用)の思想が定着しているので、今後、廃棄物系のバイオマス資源化への期待は大きいと確信しています。また、他社との差別化として、メタン発酵技術に当社独自技術である「S―TEプロセス」を組み合わせた商品化は、更に期待ができると思います。

2.入社3年目を迎えるに
あたりご自身のことに
ついてお聞かせ下さい

(1)入社して2年が経過しましたが、これまでの感想(辛かったこと、嬉しかったことなど)をお聞かせ下さい。

あまり振り返りたくないような2年間でした。
自分はまだまだとの感が強い。
辛かったこと:先輩社員が会社の将来に希望を持てず、退社していったこと。
嬉しかったこと:エルダーに熱心に指導してもらい、頑張ったときにほめられたこと。
まず、問題点については以下のとおりです。
[1] 苦情・トラブル発生時における対応、解決に際して、動きが遅く現場対応人まかせになる。クレームの場合には社内の帰責(しかも所属部署を越えて個人攻撃)ばかりを追求して、皆でなんとかしてやろうという気がない。(各部署の責任を明確にするSIPSの弊害が根付いているのでは?)
[2] 客先のCSについて、ほとんど配慮がなされていない。検収をもらえば対応は急激に遅くなる。
[3] 忙しさにかまけて不具合の設備は“直すだけ”であり、かつ“協力会社・業者”にまかせっきりとなるため、原因の追及は責任追及ばかりで本当の発生原理・理論等についての知見はpoorである。
[4] “わからない”という逃げ(責任転嫁、他力本願、体裁のみ立派)の言葉、対応が多い。
逆にこれまで良かったところは以下のとおりです。
[1] 客先と出入禁止に近い状態まで悪化した状態から既納の設備を立て直し、増設工事の受注を頂けたこと。今は客先とは社員食堂で一緒に食事をしたり、なかなか手にはいらない限定の商品を頂けたりする関係になっています。
[2] 既設設備・微生物等の解析を有償にて請け負った案件にもかかわらず、解析結果報告会にて客先より“報告書をめくるのがわくわくします”“勉強になります”との言葉を頂けたこと。客先は若手の方ですが勉強熱心な方であり、非常にこちらも刺激を受けました。(当社にはこのお客さんのような、情熱的な方は少ないのでは?)
[3] 客先の重役の方々と、肩書きや地位に関係なく対等な立場にて、設備改造やコストダウン等の検討を実施できる状況と関係ができたこと。
辛かったこと
組織上の様々な矛盾に自分を納得させること。
嬉しかったこと
自分が設計し、図面を描いた物が性能を発揮したとき。
辛かったこと:営業という立場上なかなか技術的なことが身につかないこと。現場監督なので協力会社の人が作業しているのを見るだけになってしまうのは辛い。手配ミスして水中ポンプがピットに入らなかったこと。
嬉しかったこと:お客さんのハートをつかめたとき。金額の大きい注文を受注したとき。見積〜営業〜手配〜現場監督〜試運転と一つの仕事を成し遂げたとき、自分の給料を自分で稼いだ気分になれます。
まだまだ解らないことばかりで、何か1つ解れば、その倍解らない事が出てくる、という感じです。わからないことをそのまま放置せず、とにかく一つ一つ解決していきたいです。
自分の仕事で実際にものができるのは、その仕事の大きい小さいにかかわらず今でもうれしい。
また、つらかったという記憶はあまり無い。強いていえば忙しいことぐらいである。
入社当時と比べれば仕事もスムーズにこなすことが出来るようになり視野が広くなったと思う。
部署においての上司や先輩が良い人ばかりであることが嬉しい。
入社当初には、配属先の部門に対していやな事を言われた事もあったが、最近は言われなくなったので良かった。
私は、入社していままで工務部に所属し、いろいろな現場を見させていただきました。官需から民需、上水〜純水〜下水さらに海外出張まで経験させていただきました。入社2年間でこれほど現場を見させてもらえた自分は恵まれていると思います。特に入社して初めて行きました浄水場の現場と今現在も業務に携わっているシャープ/三重の現場は、当社の仕事ではあまりない躯体造りから経験させてもらい強く印象に残るものになりました。これらの経験は、これからの自分にとって大きな財産になると確信しています。しかし、外の仕事はたくさん経験させて頂いているのですが、社内の仕事は全くといっていいほど経験がありません。現場ではその業務に携わっている方ばかりですが、社内には様々な業務を行っている方がおられます。そういった方々と話をするだけでも自分の持つ幅というものが広がると思います。私は、自分が持っている幅が狭いように感じています。ですからこれからは、もっと社内全体に目を向けて自分の持つ幅を広げていきたいと思います。
この2年間はあっという間で、ひたすら業務をこなして来た感じがします。入社した頃は入社2〜3年目の方を見て、2〜3年でこれほどばりばり仕事が出来るようになるのか、と思いましたが、実際に自分が入社3年目を迎え、そのときの印象とのギャップに少し焦りもあります。
人に自慢できるような研究成果が出せていないことがつらい。技術調査やデータ解析等で何度か誉められたことがあり、嬉しかった。入社以来、収入が上がっていない(少し減っている)ことがつらい。
周りの環境に恵まれているので、つらいことがあっても力を貸していただき乗り越えて頑張る事ができました。
まだまだ“初めて”の事が多いのでこれからも頑張っていこうと思います。
辛かったことは、主担当でオーダーを扱うことなく部署異動になったことで、嬉しかったことは、担当した業務を無事やり遂げることができたことです。あっという間に2年間が過ぎてしまったが、周囲の先輩方と比較するとまだまだ仕事も遅く、知識量にも大差がありまだまだ努力が足りないと感じる。また、自分で考える力が足りない。
辛かったこと
[1]部署による勤務時間の差
[2]部下の能力を把握していない上司
[3]新人を育てる余裕のない部署(部署内が過負荷で人のことをみる余裕がない)
嬉しかったこと
[1]所属が異動したこと
本当にあっという間でした。でも、思い返すとあのころはあんなことをしていたなぁと振り返れる程度はいろいろやってきたと思います。特別辛かったということはありませんが、同期のみんなが全国各地の様々な現場に出て行って頑張っている中、自分は技研という狭い空間の中で毎日働いており、なんだか取り残されてしまっているような気がするのが辛いです。
逆に嬉しいことといえば、実験の進捗は徐々にしか進みませんが、ある程度目標としていたところまでできあがった時は嬉しかったです。今は、そのテーマを実際に移管する作業が私の主な仕事です。もうすぐ一区切りがつく段階なので、最後まで気を抜かず、妥協することなく、やり遂げたいと思います。
この2年間は新しい生活と環境の中で仕事をこなすのに精一杯であり、あっという間でした。入社して2年の中で大変だったのは現場でのトラブルに対する対応です。トラブルというものは突然起こりますし、原因も分からない中で客先からのプレッシャーもあり、苦慮しました。ただ、トラブルやクレームなどを経験することによって分かったことや得たものは多く、自分にとってはいろいろ成長できた2年間であった思います。
物作りの現場に配属されて、うれしかったことは、単発でやってくる製造困難な製品に手を焼きながらも無事出荷されたときです。
辛いと感じるときは、再発防止策がうまく出来ておらず、再度現場で同じ過失が発生したとき。
現在、薄膜蒸発機のテスト業務を行っているが、やはり自分が行ったテストにより受注に結びついたときが、一番嬉しい。特に苦労して成功したような実験であれば、思い入れも強い。逆に辛いことは自分の性格上あまり敏感に感じる方ではないが、見積等のお金が絡んだ失敗が一番辛い。
私は中途入社なので、同期の方々より少し在籍期間が長いのですが、入社当初は何がなんだかわからずに、とりあえずこなしてきた仕事について、だいぶ理解できるようになったと思います。今後はさらにそこから仕事を発展していけるよう努力したいと考えています。普段中国支店内には、多くて3人だけですが、この約3年の間に展示会やユニオンのセミナー等で、いろいろな社内の人と会う機会を持つことができ、よかったと思います。
私は、この2年間、現場での作業(試運転、性能確認など)が主でした。2年目からは、現場での客先対応を任されましたが、「自分の発言=会社の発言」という重圧に大変苦痛を感じました。この間は、自分らしさを失っていたかもしれません。しかし、“百聞は一見に如かず”とよく言いますが、現場でものを見るという経験を積ませてもらったことに大変感謝しています。
またトラブル発生時は、あたふたするのではなく、“考える”という習慣が身に付いたことは自分自身、成長したと実感しています。

(2)フレッシュセミナーのアンケートでは「10年後の自分」についてお聞きしましたが、現時点で考える「10年後の自分」をもう一度お聞かせ下さい。

自分に直結する業務を核として、業務以外の幅広い知識の修得及び業務以外の深い専門知識を複数修得している(資格修得を含む)。
管理職になり、マネジメントを通して人間を磨きたい。
一人一人と納得するまで対話する社員でありたい。
次の欲しいを創りだす社員でありたい。
会社も個人も数字で評価する組織作りをしたい。
若手社員を積極的に登用する組織作りをしたい。
所属はどこであれ(当社とも限らず)、今の情熱を忘れずに現場第一主義で仕事をこなして、さらに外国、特に発展途上国への環境改善の技術供与、教育について貢献できればと思います。(夢でもあり実現させます。)
全く想像がつきません。
しかしながら、いいオッサンになれたらと思います。
フレッシュセミナーのアンケートを書いた記憶がすでにありません…。10年後に今日書いたことを覚えておくことが第一の目標です。そして本当の目標は10年後も仕事以外の趣味を持ちつづけ人生を楽しんでいることです。
会社のリーダー 
私は電気の担当であるが、電気のみにかかわらず機械、装置、プロセスにも精通する担当者でありたい。 
家庭を持ち、家族と愛犬と幸せに暮らしてます。
見えません。結婚はしているような気はする。
10年後には、私は結婚をしていると思います。また、今までの現場では、所長がいてその下につく形で業務を行っていますが、これから必ず一人で現場に出ることがあると思います。そういったことからこれから自分の持つ責任が大きくなっていきます。こういった責任や経験をしっかり自分のものにして、今よりも何まわりも大きい自分になり、10年後の自分がその時25歳ぐらいの人にとって見本となれるような人物になれたらと思います。
仕事に関しては、なんらかの分野で何を聞かれても自信を持って答えられるようになっていたいです。また、仕事・私生活にかかわらず、どんなトラブルや緊急時にも自分を見失わず、冷静に対処できるようになっていたいです。
まったく予想できない。現時点では希望もあまり持っていない。
家庭に入って、派遣かパートに出ていると思います。
自分で物事を考えて、実行できる。
知識を的確に仕事に反映できる。(知識のみの人間ではなく、しっかりと活かせる)
色々と相談されやすい人間性を保持している。
会社が統合し体制が変わるので、会社における役割という意味では具体的な姿が思い浮かびませんが、恐らく私生活よりは仕事優先の生活を送っていると思います。
10年後というともう40歳手前です。仕事は部署も変わり、一番忙しく働いている年齢だと思います。ただ、同じ会社で働いているのかどうかも想像つかないし、今と部署が変われば正直どのように仕事をしているか想像がつかないのが現実です。後輩も多くいるわけですから、ただ上司と部下の橋渡し的な役割を果たす存在になるのではなく、後輩がついていきたいと思うような、憧れるような存在になりたいです。これからの日々、常日頃からそのような理想像を考えながら仕事に臨もうと思います。
私生活では、家族ができて楽しく暮らしていたいです。自分の時間も大切にしながら、家族も大切にし、ゆとりある生活をおくっていることを望みます。まだ寮にいたりしないようにしっかり人生設計しないといけません。ライフスクリーンの結果は雨模様でしたので…。
社会状況や会社自身など、いろんな変化が起こっている中で10年後はどんな仕事をしているのかはわかりませんが、何をするにせよその頃にはある程度の自信を持って仕事をできるようになっていたいと思います。10年といっても日々の積み重ねですから、仕事でもプライベートでも毎日を充実させるようにしていきたいと思います。
前回のアンケートでどのように答えたか忘れたのですが、仕事面では、おそらく役職はないですがベテランとなり知識も増え、仕事を短時間で効率よくこなせるようになっていると思います。現場の信頼も得られていると思います。
私生活では、結婚して2人の子供がいると思います。そのため、責任感も感じてきて仕事にもよい影響を与えていることと思います。
以前のアンケートでどのような回答をしたか全く覚えていないが、現状考える10年後としては、今行っている様々な実験で得た知識を生かし、客先と化学と機械の両面で技術的な話ができるようになり、客先から信頼をおかれるような技術者になりたい。
フレッシュセミナーで以前書いた内容はあまり覚えていませんが、結構いい年齢になっていると思うので、今より落ち着いた自己主張できる人間になっていればよいと思います。あと、できれば今より貯蓄が増えていればベストです。
現場経験及びデスクワークを積み、自分で計画立案できるスキルが身に付いて、受け身の仕事をするのではなく、能動的な仕事ができる人間になっていることを望みます。

3.技術交流会について
お聞かせ下さい

今回の講演会(特に上記(2))では皆さんから数多くの質問を頂きましたが、知識の幅を広げるためにも若手社員を中心とした「技術交流の場」が必要だと思います。皆さんのご意見を何なりとお聞かせ下さい。

R&D発表会は1度だけ、聞いたことがありますが、はっきり言って良く分かりませんでした。専門的過ぎます。
もう少しレベルを落とした、技術交流の場が必要だと思います。
技術交流には賛成であり、又、施設見学を含めると更に視野が広くなり、身に付き易いと考える。
知財では既に技術研究社員を対象に特許についての説明会を開いたりしています。
ただ単に知識の幅を広げる目的であれば、技術交流関連部署単位での技術説明会で十分のように思います。仕事の進め方やクレーム対応、営業・計画・工務との情報共有というのであれば、全社若手中心の討議会を事業部毎に持てばよいと思います。
水環境学会に“若手研究者の会”というのがあるように、入社年度、仕事内容、所属部署といった枠にとらわれず、希望者のみが“夢のある未来・設備・技術等々”を自由な発想で語り合う会等を設けるのがいいのでは?(特に議事録を取る、すぐ実行とはせずに、酒のみ話くらいの感覚で…)学生時代にはよく深夜、牛丼屋で朝まで色々と激論しました。特定のSP技術交流にとらわれすぎると、単なる“勉強会”となって、“わくわく度”が低下します。技術の勉強会なら必要になった時にいやでもやることになるのでは…。
是非、「技術交流の場」をつくっていただきたいです。
どこの事業部が何をやっているのか等、知らない点が多々ある事から、そういう場を通じ、色々な技術を吸収する必要があると思います。
神鋼商事では若手営業マンが月に1度機械関係の勉強会(ただし自主参加)をやっているそうですが、詳しい内容はわかりません。個人的に現在の問題点は同期が23人いながら、それぞれがどういった仕事をしているかはっきりわからないところにあると思います。解決策として、自分の仕事に関して30分ぐらいスピーチさせ、各々の仕事の内容を理解させれば、今後技術的な相談も乗りやすくなると思います。2時間の集まりならば1回の集まりで4人さばけます。
会社の中でどんな技術があるのか、同じ会社に居ながらわかっていません。今回のような技術紹介のような場があれば、自分の専攻分野の参考にもなって非常に良いと思った。
技術交流よりも他事業所の人たちの仕事内容についての詳細な紹介が欲しい。
その中で、技術の話題も入れていただければよいと思う。
私はずっと現場に出ていますので、そういった他部門の業務を行っている方との交流会は、自分の知識を広げるのに一番有効であると思います。ですから、ぜひそういった場を設けていただければと思います。
若手社員に限定したり重点をおく必要はないと思いますが、「技術交流」は、自分の業務以外のことにも興味を持つという観点からも有意義だと思います。
賛成。ただ、あまり講師や参加者の負担にならないよう工夫が必要だと思う。
R&Dでは上司が多く、発表者も自然とアピールの場になってしまうため、ある程度の技術については知ることができるものの、失敗例や失敗からどのようにして成功に結びつけたかなどや、ブレイクダウンした技術の初歩的な問題など聞くことができない。
今回のような若手社員中心の技術交流の場は、初歩的な質問や、つっこんだ話題などざっくばらんに聞くことができるため非常に良い趣向であると思う。
後は、上記のような技術交流の場を設けた場合、講演する技術が偏らないようにしてほしい。
必要だと思います。また、若手のアイディアを募り、商品にならないかを真剣に検討する様な場があっても良いかと思います。
技研にいるにもかかわらず正直他部署の製品のこと等、詳しく知りません(勉強不足なだけかもしれませんが…)ので、必要だと思います。部門間を越えて意見交換することで、新たなアイデアや問題が浮き彫りなるのではと思います。ただし、現在のR&Dのように人数が多すぎたり、専門でやっておられる方ばかりだと意見は言いにくいと思うので、少人数(10人以下)で、講師1〜2人以外は全て他部署の人間で、持ち回りで 講師を行うというような形にすればどうでしょうか?(営業専門の方は例外としてグループに組み込む)みんなが講師を行う事でプレゼンの力なども鍛えられるのではないかと思います。そのようなグループをレベル毎に分けて作り、ローテーションと組み替えを行いながら開催してはどうでしょうか。社内の人脈等も広がり、なにかあった際に連携がとりやすくなると思います。
開催、参加は業務の都合もあると思いますが、浸透するまでは強制にした方がよいと思います。以前から指摘がありましたように、本当に聞かなければいけない人が、参加するようにならなければ行う意味がなくなってくると思います。
そのためにも、各職場でのバックアップも大切になると思います。バックアップができるような職場になれば、その他の場合においても、負荷の標準化がはかれ、労働条件が改善され、仕事の効率もアップしてくるのではないかと思います。
若手での技術交流は、知識の幅を広げるいい機会になると思います。毎日の業務に追われている中では先輩や上司から技術を教えてもらったり、自分でもじっくり考えたりする時間をとりにくいため、勉強会のような場で集中して技術のレベルアップに取り組むことも必要と思います。若手同士であれば、初歩的なことでも遠慮無く聞けるであろうし、お互いの刺激になると思います。
今回の講演を聴いて、技術交流により他部署の製品を利用できるのではないかという案とか、無駄な部分を省く案とかいろいろ提案が出てくるのではないかと思いました。
講演を聴くことで、自分の仕事内容に活かせることは多々あると感じました。それが、同じ世代の人の発表だとさらに効果があることと思います。
今回のように他事業部の内容を知ることは非常に大切であると思う。R&D発表会では重役も数多く出席しており、なかなか質問するにも度胸がいるが、今回のように比較的年齢の近い人同士での技術交流の場があれば、活発に意見も飛び交う。今後合併もあるので会社間の壁をなくす意味でも、若手社員を中心とした「技術交流の場」があれば素晴らしいと思う。
技術的な内容の話は、それに係わる人間以外には難しいとは思いますが、今回の話のように、丁寧にわかりやすく話して頂ければ、私のような立場の人間にも少しは理解できると思います。やはり、自分の会社の製品には興味がありますし、気軽に希望者が参加できる場があれば良いと思います。
未だに当社の製品について、自信を持って説明することができません。日々の業務に追われて、じっくり勉強し考えるという時間が少なくなってきています。確かに、「技術交流の場」があったら、紙面上の知識だけでなく、商品化するまでの苦労話(どの部分で問題が発生し、苦労したのか)など得るものは大きいと思います。

4.パンテツクユニオンの
活動について、ご意見やご要望を
お聞かせ下さい

同期全員が集まる機会は2001年以降、全くありませんでした。最近、飲み会の声をかけても、メンバーが固まっており、せっかく23人いる同期の中でも、意見交流が不足気味です。ありきたりの言葉ですが、今回は貴重な機会を設けて頂きありがとうございました。
統合について、会社側のまず検討した内容が、“神戸製鋼側との人事諸制度つまりK−5〜K−7のくくりといった、待遇不均等を平等にする”といった事でしたが、地位・金銭待遇を検討するよりも、もっと上記の問題点等の解決を含んだ“組織・人事の見直し”が必要であるような気がします。今回の統合は逃げ口を常に持ち、探し、責任転嫁の上手な方々が危機感を全く感じようとせずにいる状況を一掃するチャンスであるのでは?
同期が久しぶりに顔を合わせ話をする機会も必要だと思います。
今後も定期的にこのような機会がもてればと思います。
仕事でお忙しい中での活動と思われますので、お体だけは気を付けてください。
私たちのためのユニオンなのに、どうも身近に感じられないところがある。私自身が自分のこと、会社のことに対して無関心すぎるのかなと思う。
もっと自分たちの組織に対して興味を抱けるような活動(具体的にはわからないですが)を期待したいです。
パンテツクユニオンの次期名称について、環境ソリューションユニオンだけはやめて欲しいと思う。
私は、パンテツクユニオンの活動にあまり参加できていません。それは、工事でほとんど出張していますので本社にはほとんどいないということと、現場の都合上なかなか日時が合わず参加することが困難な時が多いのが現状です。現場の都合に合わせて開催するというのは大変難しいことだと思いますが、何とか参加できやすいように考えていただければと思います。
組合員の意見をよくくんで、趣向をこらした活動をしていると思うので、これが今後も発展してほしい。
技術に関する講演等は聴衆側が活発であれば非常に有意義であると感じる。
今回の前半のようなマネープランは必要な事項であるが、まだまだ私には実感できない。
他部署の若手先輩社員と接するような場があればよいと思います。
今回のように同期が定期的に集まれるような活動をしてもらえると嬉しいです。会社は仲良しクラブではないですし、同期全員が集まりたいとは思ってないかもしれませんがなんでも言いやすい同期の存在があるのは、個人的にはとてもありがたいです。組合費の使用等、問題も多いかもしれませんが2年に1度のペースくらいで全員が集まれたらなと思います。
同期の全てが集まる機会がほとんどないので、今回のようなセミナーは貴重な機会だと感じました。今後も続けていって欲しいと思います。
今回のろうきん殿の講演のような金融関係や、その他では保険関係の講演等を定期的に行っていただきたいです。
入社5年目、10年目と節目の年にはこのような同期の交流の場を与えて欲しいと思う。
ユニオンの活動は回覧されるオープンハウス等で拝見しています。毎回毎回いろいろなセミナーを開いたり、バザーをしたりと多方面で活動されているなあ、と思いました。今回は入社3年目という事で、同期と久しぶりに会うことができて、とてもよかったと思います。この先も、このような機会を作って頂ければ、支店在中者としてありがたいです。
今回のようなジャンプアップセミナーは、知識を深めるだけでなく、同期との再会の場でもあり、今後も継続して実施してください。