恒例の「あいゆう会バスツアー」。今回は田園風景が目に眩しい丹波篠山に行ってきました。ツアー参加者は会員66名、ガイド役として参加頂いたユニオン委員、お世話役の執行部など総勢73名が集いました。


立杭焼の湯飲み茶碗に、思い思いの図柄を絵付けしました。



久しぶりに “わくわく” したね
片桐  栄

  5月下旬、あいゆう会恒例のバスツアーの案内状が届きました。今回は丹波伝統工芸公園『立杭 陶の郷の見学』と『新たんば荘での昼食会』とありました。早いもので定年後7年半になりますが、今まで何かと都合悪く、総会・バスツアーへの参加が出来ませんでしたが、今回漸くバスツアーに参加させて頂きました。
 久しぶりに先輩・後輩と顔を合わせるかと思うと胸がわくわくし、「どんな話が弾むかなー」と想像するだけで当日が待ち遠しく、ほんの半月がとても長いものでした。前夜数少ない衣装の中からあれこれと選んでいると家内から「デートにでも行くの?」と冷やかされました。当日も朝早くに目が覚め、落ち着かずにいると「子供みたい」と笑われた始末です。人気の少ない日曜朝の電車の窓から空を見上げ「どうか今日一日雨が降らないように」と願いました。
 集合場所に着くとあの懐かしい先輩・後輩の姿が目に飛び込んできました。
 皆さん良い歳のとり方をしておられ、私もこれから体に気を付けて頑張って行きたいと思いました。


いざ出発
井上 正夫

 例年通り6日に梅雨入りし翌日には梅雨の中休みとなって今日までに雨の降ったのはたったの1日だけ。天気予報で傘のマークは無かったのですが、今日は朝から今にも降り出しそうな分厚い雲に覆われ、「気の重いうっとうしい出発になるなぁー」と思っていたのですが、集合場所に集まってくる、にこやかな笑顔を見て、「これなら大丈夫!! 雨雲があっても吹き飛ばしてくれるだろう」と確信いたしました。8時30分集合なのに40分には乗車・点呼・集金まで終わったところをみると、皆かなり早い時間から来て近くで時間待ちしていたようです。
 2台のバスは、定刻より5分遅れで東急イン前を出発し、生田川より新神戸トンネルに入り、北神戸線−六甲北道路−中国自動車道−舞鶴若狭自動車道を経て、立杭・陶の郷へ9時55分に無事到着いたしました。
 車中では、「誰それは亡くなったそうだ」とか、「毎朝ラジオ体操に来ていた誰それが最近見かけないけどどこか悪いんやろか?」から、「毎月薬代に○千円かかる」 「3ヶ月に1回の抗ガン剤に○万円かかる」 「運動のため毎日何々している」といったように、日々快適な生活維持の努力を続けていらっしゃるようです。また、「社友会のバス旅行は、がら空きやで、何せ参加費が5千円もする。あいゆう会は安いわ、社友会の半値八掛けやもん」といった調子で到着するまでの50分間話は尽きませんでした。
 まだ参加されていない貴方も、次回のバスツアーに是非参加して下さい。貴方様の参加をお待ちしております。


▲左から2番目が井上さん


よく飲んだな
法道 秀雄

  6月11日、梅雨入り宣言されて間なしの曇天の日曜日。
 あいゆう会バスツアーに参加する。早いもので今回で4回目の参加となる。
 観光バス2台に分乗して、三宮東急イン前を9時過ぎに出発する。
 深緑の三田路を一路、立杭 陶の郷へ。
 陶芸教室では、出来あがった素焼きの湯呑に絵付け(¥500)をするのであるが、絵心がない悲しさか、即興でどんな絵を描いて良いか判らず、ただ棒線を横に引いてお茶を濁す。「窯元横丁」で展示即売品コーナーを覗いたが、ここでも丹波焼の良さも値打ちも判らず、黒っぽい色調が多くこの地方の土のせいかなぁーという程度の印象。
 再びバスに乗り、新たんば荘へ。
 会席料理の昼食、ビール、酒、焼酎と昼間からのアルコールに胃がビックリしたのか、いつもより酔いが早い。昼食時間は、たっぷり3時間とってもらい、場を盛り上げる為、カラオケも1曲(八代亜紀の愛の終着駅=j披露したが、どうも昼間だと今いち乗りが悪い。
 年齢以上に老けて見える人、若く見える人、と様々だが懐かしい顔・顔・顔。話題は、お互いの近況や体調のこと、子供・孫のこと、阪神タイガースのことetc…
 仲間の訃報に接し、明日は我が身かと案じつつ、来年の再会を約束して別れる。


楽しかったな
須磨谷 烈

 当日は曇り空でしたが、まだ蒸し暑くもなく良い季候でした。
  9時頃出発し、陶の郷では陶器などを見学して、昼食会のある新たんば荘に着いたのが昼前で丁度良い腹加減でした。銘々テーブルに付いて、司会者、あいゆう会会長、エコユニオン執行部の挨拶に続いて副会長の乾杯の音頭で、いよいよ宴会が始まりました。
 私は、殆どの人と1年ぶりの再会です。お互い「お元気ですか、お変わりありませんか」 「あの人来てないけど、どないしてるか知りませんか」で始まり、お互いの近況や将来の夢などを語り合い今年も楽しいひととき≠過ごすことが出来ました。
 宴会は12時〜15時までの予定とあり、始めは「長過ぎるのと違うか?」と思っていましたが、話に熱中し過ぎ土産物を選ぶ時間が少ししか無くなり慌てたほどでした。そんな風にあっという間に楽しい時間が過ぎ、長老 松下氏の挨拶、司会者の1本締めで宴会も終わり帰神の途につきました。
 来年、再来年も元気で参加できるよう健康に気をつけて頑張りましょう。


▲左端が須磨谷さん


みんな元気でまた会おうな
渡辺 政春

 新たんば荘での昼食会は、四季折々の味覚で彩られた会席料理を味わい、とても楽しいものでした。会社を退職致しまして早や6年の月日が経ちました。本社や播磨工場で諸先輩方の指導を受け、また同僚・後輩と共に仕事に頑張ってきました。そんな仲間とも今では、この様な機会がないと会えなくなりました。久しぶりに会って、いろんなことを話しました。カラオケも話も弾みましたので普段はあまり酒を飲まない私ですが仲間と会って元気が出たのだと思います。そして大いに飲み、大いに食べました。中には余った料理まで食べる強者もおりました。健康だから、何でもたくさん美味しく戴けるのだと思います。まず健康であることです。私もこの6年は病院に行ったことがありません。毎日40分ほど歩いて健康には気をつけております。
 帰りのバスでもずっと話し続けました。解散場所では会員の坂井さんから「記念に」と手造りの縁起凧を戴きました。ありがとうございました。
 次回のバスツアーにも是非とも参加したいと思います。「健康であれば今日のように仲間に会える」元気でないと行けないので必ず頑張ります。


▲左端が渡辺さん。
現役代表の池田さんと、外屋敷さんと。

絵付けした湯飲み茶碗は、どれも力作揃い。



 退職して早や5年が経ちました。退職後はOBとして出張業務の応援などをしていました。その間に手術と2ヶ月間の入院を経験しました。リハビリの結果なんとか80%まで回復しましたが、術後の不自由な時の看護士の方々のお世話はとてもありがたかった。暫くして体を動かす為、或る介護事業所に通院介助のドライバーとして勤めました。元気な時は老いた自分を考えることなど無かったが利用者に接し自分の近い将来の姿が現実のものとして見えてきました。子が親を、老夫が老婦を、老婦が老夫を介護する状況を見聞きするに、とても大変なことと思えます。
 介護中いろいろと意見を言う人、非常に感謝する人など、日々通院介助の中で学ぶことは多い。自分がこの立場になった時、介助(護)され易い老人になりたいと思います。
 条令改正により介護職に就く者はヘルパーの資格が必要です。私も教室に通い、座学・実習を終え2級の資格を取得しました。現在も事業所内において毎月の技術研修、勉強会を通し知識・技術を身に付けています。「老老介護の時代に入り、夫婦で資格を取ることも老後生活の楽しみかも」と思っています。