第9回あいゆう会定期総会を開催
平成20年1月27日(日)10時より、三ノ宮の神戸市勤労会館で、あいゆう会の第9回定期総会が開催されました。近澤会長の挨拶の後、2007年度の活動報告について了承が行われ、引き続き2008年度の活動方針、予算および役員について幹事会原案の通り可決決定され総会は終了しました。なお、本年度の役員は次の方々です。
会 長:
近澤 長年
幹 事:
辻 邦夫、大国 成人、大前 茂、
副 会 長:
吉村 健、横田 方信
井上 嘉夫、阪本 政巳
会 計:
北澤 武
会計監査:
山下 一美
会計監査:
中尾精七郎
総会に引き続き、現役の角尾隆ユニオン委員による第2次モンゴル図書贈呈団の報告と、福田智宏執行委員による世界の子供たちにワクチンを日本委員会(JCV)のミャンマー視察報告が行われました。
総会および活動報告の終了後、懇談会が開催され、久しぶりに集まった仲間が近況を報告し杯を重ねあう姿が見られ大いに盛り上がりました。今回の懇談会にも例年同様に、あいゆう会から招待を受けた青年部とユニオン委員、ブロック委員の有志が現役代表として参加し、楽しいひとときを過ごしました。
近澤会長挨拶
役員一同(大前、北澤、吉村、近澤、横田、辻、山下)
参加者全員で
モンゴル図書贈呈の報告をする角尾ユニオン委員
ミャンマー視察の報告をする福田執行委員
渡辺さんと現役の福井さん(製缶)肩をならべて
第9回 あいゆう会バスツアー
開 催 日 :
開催場所:
2008年6月7日(土)
ひょうご環境体験館、西はりま天文台、銀河の湯
恒例!バス旅行へ行ってきました!
6月7日(土)、爽やかな風が吹く天候に恵まれ、恒例のあいゆう会バス旅行が開催されました。当日、あいゆう会会員53名、現役のユニオン委員12名が参加し、バス2台に分乗して三ノ宮バスターミナルを9時30分に出発しました。今回は、最近関心が高まる環境問題について、身近に感じて体験してもらう施設として3月にオープンしたばかりの『ひょうご環境体験館』と、一般公開しているなかで世界最大級の望遠鏡を有している『西はりま天文台』を見学しました。そして、天然温泉の「銀河の湯」で汗を流しました。
兵庫県の佐用町にある、ひょうご環境体験館では、200名ほど収容できるシアターで環境破壊による地球温暖化が進む現状の深刻さを学びました。また、館内の展示コーナーでは電気を発電するためにかかるエネルギーを体感したり、蛍光灯型電球と白熱電球との消費電力の違いを見て、その大きな違いに驚く参加者もいました。
お昼は、小高い丘の上に建つ天文台の下一面に広がる芝生の思い思いの場所で仲間同士車座になってお弁当を広げ談笑する姿が見られました。昼食後、実際に使用されている望遠鏡を見学し、参加者から「なんかコニカルドライヤみたいやなぁ」という現役のころを思い出す一言に、一同から笑いが起こる一幕も。
最後の立ち寄り場所である天然温泉の「銀河の湯」では、お風呂あがりにビール片手にほっと一息つきました。その後、バスで一路三ノ宮へ戻り解散しました。
▲西はりま天文台で昼食中
大江さん、永山さん、松井さん
▲手回しの発電装置を手に取って
談笑する辻さん
左から、井上さん、小椋さん、
湯川さん、辻さん、坂井さん
▲お風呂あがりに一杯!
立花さん、原さん、
奥村さん、富永さん
▲天文台をバックに野原で全員集合!
中 野 克 彦
今回のひょうご環境体験館も天文台も勉強になって良かった。毎年、このバス旅行は楽しみにしています。私は旅行へ行くのが好きで、例えば自宅のある地域のろうきん主催の旅行などは毎回参加しています。神戸市須磨区にある北須磨団地は古くから神戸製鋼所や神鋼ファウドラーで働いていた人が多く住んでいて、友人、知人が多いから参加しやすいのがいいです。このバス旅行も知っている人が多いし、知らないメンバーでも自分が働いていた所の同僚や後輩だと思うと参加しやすいです。
松 本 広 喜
ひょうご環境体験館では最近益々関心が高くなってきている環境問題が、本当に深刻なんだということが改めてよく分かり良かったと思います。天文台は、星を実際に見せてくれるともっと良かったんだけど、説明してくれたスタッフの熱意に禁煙ルームだったことを忘れそうになりました。
このバス旅行で年1回だけど、懐かしい顔を見かけるとほっとします。元気な人が多いので、こちらも元気になります。定年になったら、絶対にあいゆう会に入ろうと思っています。そのとき、今の若い子たちが、来てくれるかな?とも思いますが、そうやって順番に若い人が経験豊かな人たちと触れ合う機会が生まれることは良いことだと思います。
松 田 均
ビデオを巻き戻したみたいに、昔、自分がまだ20〜30才代の時のことを思い出しました。あの時、仕事でこんなこと言っていたとか、今、自分が後輩に言ってる様なことを言われていたなとか、先輩の顔を見ながら思い出しました。さっき、『いつの間に定年になったんや!』って、私の頭を見ながら先輩に言われてショックだったけど、早くあいゆう会に入りたいと思っています。組立の先輩の山下さん、澤さん、和田さん、小椋さんと久しぶりのミニ飲み会で元気をもらいました。
福田さん >
田中さん >
< 羽子田さん
▲ひょうご環境体験館の前で(鋼板むき出しのユニークな建物)
空 手 道
窪 田 三 郎
20歳で始めた空手道は、もうかれこれ40年以上になります。会社に入った当初、同じ職場の先輩の徳永さん(当時焼成)から、「休みの日、ヒマだったら始めないか?」と会社のコバルトクラブだった空手道クラブへ誘われたのがキッカケです。
当時は早く上達したいのもあって、会社のクラブとは別に浜甲子園にある支部(修交会)へも通い、週3回ほど25年間やっていましたが、コバルトクラブは後継者が育たず、廃部になってしまいました。廃部になってから今まで、練習も週2回になり、浜甲子園で2時間ほどみっちり練習しています。現在、幼稚園から60歳代まで40名ほどが練習しています。練習の内容は、基本、組み手、型の3種類を一通り行っていきます。
まず、基本は四股立ちというもので、相撲の四股を踏む動作を繰り返します。組み手は、突きと受けをひたすら行います。対戦相手と組むからといって、柔道のように相手の衣服などを掴むとペナルティになります。最近流行っている格闘技のK−1などで空手出身の選手がよくするケリはありますが、相手を掴まなければいけない投げ飛ばし等の技はありません。
型は50種類以上あり、決まった動きから呼吸と体を一体にして形を作り出します。大きく剛柔(ごうじゅう)流と糸東(しとう)流に分かれていますが、私は糸東流が得意です。素早い動きが要求されるこの流派は若々しい感じがし、好きな型が多いのが理由です。対して剛柔流は力を見せる型で、ゆっくりとした動作の中に、文字通り力強さをアピールする流派です。
よく空手家が力を見せつけるために、瓦を10枚ぐらい積んで割るパフォーマンスを見かけますが、あれは邪道です。という私も若い頃やってみたのですが7枚しか割れず、肩から指先にかけての痛みに当分の間、悩まされました。
年1回開催される全国大会出場を目指して自宅でも毎日練習に励んでいます。私が出場する競技は40歳以上のマスターズの中でも60歳以上の部で、型を競う1対1の個人選です。この競技はトーナメント制で、指定された8種類の型の中から1つを選び競うものと自分が好きな型を選んで競技するものの2通りがあり、それぞれ3人の審判員による判定で勝敗が決まります。
息子は空手道をしないのですが、孫の中学校3年生(男)と小学校6年生(女)は小さい頃から私の影響で同じ修交会に通っています。いまは孫の2人が上達していく姿をみて、全国大会で優勝する様になるんじゃないかと楽しみにしています。実際、奥の深い競技なので、孫との練習は向上心への刺激にもなるし、やりがいがあります。これからも続けたいと思っています。
▲型の練習に力が入ります
▲西宮の浜で、子供たちと寒げいこをする窪田さん